モルディブのマレからリゾート島に向かう際、飛行機の乗継時刻によっては、空港近くに一泊することになります。
そんな時、ホテルはどこに泊まれば良いか悩みますね。
治安も気になるところです。
新市街のフルマーレにある、「サマンホスト」(Samann Host)は日本人のツアーで選ばれることも多い人気の宿です。
実際に宿泊してきましたので、近辺の治安や買い物事情もあわせてレポートします!
ホテル選びにお役立てください。
目次
- モルディブのリゾートへ向かう際、マレに1泊するケースとは?
- マレの新市街フルマーレはどんなところ?
- 空港からのアクセスも便利、人気のホテル「サマンホスト」(Samann Host)
- チェックインカウンター・ロビー
- 部屋・施設
- 朝食・レストラン
- 近くの施設・スーパーマーケット「Redwave City Square」
- レストランが立ち並ぶ、ユニガス マグ通り(unigas magu)
- 結びに
モルディブのリゾートへ向かう際、マレに1泊するケースとは?
日本からスリランカ航空、シンガポール航空などの午前便発を利用した場合、ヴェレナ国際空港への到着が夜になります。
空港からリゾート島へ向かう水上飛行機は、夜の運行がありません。
スピードボートで移動が出来る近郊の島以外は、当日の移動手段がなくなります。
そういった場合がマレに一泊するケースになります。
マレの新市街フルマーレはどんなところ?
フルマーレは、北マレ環礁の南にある埋め立てられた人工島です。
2004年に建設され、さらに2018年以降、拡張されています。
人口増加にともなう開発と、海面上昇に対応するために、もともと1mだった海抜は2mに底上げされました。
開発された新市街なのでホテルも新しくきれいな所が多いです。
ヴェレナ国際空港(マレ空港)からサマンホストまでは車で約20分、フェリーで約15分です。
空港からのアクセスも便利、人気のホテル「サマンホスト」(Samann Host)
送迎シャトルで、ヴェラナ国際空港から北へ、橋を渡って車で約20分走ります。
フルマーレ(新市街)のホテルが立ち並ぶビーチロードから一筋奥まった場所にあるホテルです。
アクセスは抜群ですし、スタッフは日本人ゲストに慣れていて親切です。
徒歩5分圏内に美味しいレストランやスーパーがありますので、買い物や食事に困ることはありません。
宿泊価格もお手頃です。
リゾート島のホテル選びはこちらの記事を参考にしてください!
チェックインカウンター・ロビー
ソファでウェルカムドリンクをいただきながら、ゆっくりとチェックインの手続きをします。
洗練されて可愛らしいインテリア。
チェックインの時点で、翌日の出発時刻が伝えられました。
(リゾート島へむかう水上飛行機の搭乗時間は前日に知らされます。)
集合時刻は翌朝5時。
どうやら朝一番の水上飛行機に決定したようです。
夜にマレへ到着し、チェックインは21:30でしたが、集合時間が早すぎて聞き間違いかと思いました(笑)。
水上飛行機搭乗についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
フロントからモーニングコールしてくれるそうで、時間は早朝の4:30にお願いしました。
かなり早起きしなければいけませんでしたが、結果的に飛行機から美しい朝日をのぞめて満足です。
加えてリゾートでの1日を有効に使えますので、早起きは三文の徳ですね!
部屋・施設
お部屋はエレベーターで上がった角部屋の201。
日本式で言う3階です。(ヨーロッパ方式は1階がグランドフロア、日本の2階は1階になります。)
入口にカードキーを差し込むと電源が入るタイプです。
当初はデラックスダブルルーム(15㎡)で予約が入っていました。
チェックインしてみるとエグゼクティブスィートバルコニー付き(27㎡)にアップグレードされていました。
このタイプのお部屋は1フロアに1部屋しかありません。
出発は夜が明けきらないうちでしたので、約8時間ほどの滞在です。
ゆっくりとはいきませんでしたが、空いていた広い部屋に入れてくれたのでしょうか?
ホテル側の心遣いが嬉しいです。
ベッド
ベッドサイドにはマルチコンセント配備。
ナイトパネルのスイッチで消灯できます。
バルコニー
角部屋で、小さなバルコニーもあります。
目の前はメインの道路。
街の中のホテルにしては比較的景色が見通せるので圧迫感がありません。
スーツケースは大きいものがゆとりで置けます。
クローゼット
滞在時間が短く、荷物はほとんど広げませんでしたが、クローゼットには上着とパンツをかけられて便利でした。
セキュリティボックスもあります。
テーブルにはお菓子やコーヒーがセットされています。
コンプリメンタリーの水ボトル。
紅茶パックとインスタントコーヒーも無料です。
ネスプレッソのコーヒーカプセルは1個につき1ドルで、有料になります。
スナックはチャージされます。
冷蔵庫のミニバー。
ここも食べると別料金になります。
バスタブはありませんが、トイレとはセパレートになっており、明るく清潔です。
広めで使いやすいシンクです。
洗面台・アメニティ
歯ブラシ、せっけん、ひげ剃りと、日本のホテル並みに充実。
コーム、歯ブラシはひと組、ソーイングセット、コットン、綿棒など。
シャワーキャップと安全カミソリもあります。
シャワールーム
お湯の出もまったく問題ありませんしオーバーヘッドシャワーもあり、気持ちよく浴びられました。
シャワールームの中にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープも完備です。
朝食・レストラン
グランドフロア、ロビー横のレストランで朝食ビュッフェになります。
時間は7時から10時までとなります。
パンやゆで卵、ソーセージなどのシンプルなビュッフェがあります。
レストランは11時から再オープンします。
ランチ、アラカルトダイニング、ディナーと、23時まで休みなくオープンしています。
早朝出発の場合は手作りサンドイッチも
出発が早すぎたので、ビュッフェ朝食を食べることが出来ませんでした。
かわりにスタッフが手作りのサンドイッチ弁当を作ってくれるという温かいサービスがありました。
早朝5時にもかかわらず、温かいコーヒーと紅茶も準備されていました。
この後無事にホテルの送迎シャトルでヴェラナ国際空港へ到着しました。
空港は混み合っていたものの、ホテルスタッフが優先レーンでチェックインを済ませてくれたので、スムーズにリゾート島へと向かうことができました。
リゾート島での水上コテージ宿泊記はこちらです。
近くの施設・スーパーマーケット「Redwave City Square」
ホテルから徒歩5分には、便利なスーパーマーケット「レッドウェーブ」(Redwave City Square)があります。
マレでは6店舗を展開しており、大手チェーン店です。
ホテルからビーチと反対方向に進み、大通りを一筋越えてワンブロック向こうに位置しています。
看板のアルファベットがズレているのは、遊び心のあるロゴです。
営業時間は8:00〜23:00です。
品揃えもしっかりしていて水や食料品、お土産になりそうな菓子類も安く購入できます。
夜もふけていましたが、まだまだ訪れるお客さんが沢山ありました。
23時をまわって、歩いていても、治安の良さを感じました。
遅くまでスーパーが営業してくれているのはありがたいですね。
スリランカに近いだけあり、紅茶の種類が豊富です。
色々と安く購入できますので、ここでお土産を購入しておくと、帰る日に悩まなくて済みそうです。
モルディブは輸入品で成り立っているので、特産品というものがありません。
お土産は悩ましいところですが、カレーなどのスパイスや、唯一の特産であるモルディブフィッシュ(かつお)のマリンジャーキー、スリランカ産の紅茶が充実しています。
これらは手頃で購入できますので、お土産に最適です。
モルディブ国産のカツオの缶詰がたくさん並べられています。
スパイスは種類が豊富。
水のペットボトルは3MVR(ルフィヤ)約30円。
輸入のボトルなのに、安いので驚きました。
レストランが立ち並ぶ、ユニガス マグ通り(unigas magu)
近郊にはレストラン街もありますので食事にも困りません。
海側のビーチロードからひとすじ内側に入った「ユニガスマグ」通りには何軒かのレストランがあります。
「Nagas」はインドに本店を構える本格派インド料理店です。
インド南部のハイデラバード料理が味わえます。
「Grab n Go」はケバブサンドイッチなど、ファーストフードのお店。
文房具にガムテープに傘となんでもありのお店も。
結びに
以上、モルデイブ、マレのサマンホスト(Samann Host)宿泊レビューでした。
施設は快適で、ショップやレストランも近く、サービスはフレンドリーでした。
空港へも近く、送迎も時間に正確で安心です。
フルマーレは新しい街で、治安もよく清潔でした。
このように、リゾート島に渡る前に、ローカル島に1泊すると、本来の街の雰囲気を楽しめます。
お土産を早めに購入して、旅を満喫できるでしょう。
快適なホテル探しのお役に立てば幸いです。
よろしければこちらの記事もご覧ください。