憧れのモルディブ旅行。真っ白なサンドビーチとラグーンの1島1リゾート。高級リゾートに泊まるなら旅費もまさにトップクラスです。
リゾート島は140もあり、ホテルも数ある中どこを選べば良いのかお悩みではありませんか？
高い金額を支払うので絶対に失敗したくありませんよね。
1泊10万円を越える超高級リゾートではなく、あくまで一般的に手の届く料金で「憧れの水上コテージに泊まる」というコンセプトで6つのホテルを選んでみました。
そして失敗しないホテル選びの基準と注意点もまとめました。
ホテル選びのポイント
せっかくモルディブまで行くのですから、最大のメリットはそのプライベート感を味わうことではないでしょうか。島の面積に比べてホテルの部屋数が少ない方がよりプライベート感があり、おすすめです。
加えて、悩みすぎてしまう場合は自身のこだわるポイントを一つ決めると良いでしょう。
●食事にこだわりたい
レストランの食事が有名なホテルだったり、リゾート内にレストランが複数あり、飽きさせない大規模ホテルがおすすめです。モルディブではインド料理を始め多国籍のバリエーションに富んだ料理が楽しめます。
●部屋やビーチでゆっくりしたい
お部屋の広さや砂浜の美しさにこだわる、などです。ご紹介するホテルはすべて美しい白砂のサンドビーチですので、水上コテージでなく、割安で宿泊できるビーチコテージでも充分快適に過ごせるでしょう。
小規模のホテル、大規模なホテルと様々ありますが、島の面積に対しての部屋数が少ないホテルにすると人との距離が保ててプライベート感をより感じる事が出来ます。
プライバシーを守るためにも水上コテージは1棟独立がおすすめです。料金は安いと思ってもリゾートによっては１棟に2部屋の設計という場合があり、せっかくモルディブに来たのにお隣の行動が丸見えで、プライベート感が台無しということもありえます。
●海のアクティビティを楽しみたい
シュノーケルや海のアクティビティツアーにガンガン行きたいということであれば、サンゴ礁の多いホテルやシュノーケルやダイビングスポットにアクセスしやすい立地のホテルを選ぶと良いでしょう。
サンゴ礁が多いと必然的に魚も多くなります。
アリ環礁はジンベエザメ遭遇率が高く、バア環礁はマンタの大きな群れに出逢える(雨季)、などそれぞれの島の特色もあります。
透明度の高いビーチですと、美しい景観はイメージするモルディブそのものでとても良いですが、サンゴ礁が少ないと魚は多くない可能性があります。
もちろんすべて兼ね備えたホテルもあります。
サンゴ礁があるか無いかは魚の多いシュノーケルスポットが近いかどうかはホテルの航空写真を見ると見極められます。水色は砂浜の浅瀬、黒くなっているところがサンゴ礁、深く青くなっているところはアウトリーフ(サンゴ礁の外)なのですぐに分かります。アウトリーフが近いと泳いですぐに沢山の魚の群れを見ることができます。
●水上飛行機の利用
モルディブのリゾートへのアクセスは、日本から到着するマレ空港から近くの島まで国内線を利用し、そこからボートで移動する方法、水上飛行機で移動する方法、ボートで移動する方法、の3つがありますが、島から島へ移動する水上飛行機に乗りたい方は多いと思います。
水上飛行機の運行時間は日の出から日の入りまでになります。よって最終チェックイン時刻は15時くらいまでになります。宿泊ホテルからの出発も同じく15時頃が最終となります。
水上飛行機を利用するメリット
まず一番には離島への移動時間が早いと言うこと。
さらに水上飛行機は低空（200ｍ程度）を飛ぶので真っ青な海とモルディブの島々が一望出来る感動があります。また小型のプロペラ飛行機なのでパイロットが操縦するコックピットの距離も近く、飛行機好きにはとても興味深く、高い料金を支払っても一度は体験してみたいですね。
水上飛行機を利用するデメリット
費用が高額になります。水上飛行機の料金はホテルの格、距離、時期などで変動しますが最低でも往復$360〜$1000前後と高額です。
日本からの国際便で夜に着くと運行時間は終了しているため、その日にチェックインが出来ません。そのためマレで前泊し、翌日リゾート島へ移動することになります。
反対に帰国便が夜ですとマレに到着してからの待ち時間が長時間になることがあります。さらに水上飛行機の出発時間は、利用する前日夕方以降にしか分かりません。
理由は定期運航便では無いので利用人数により直前にスケジュールが決定されるためです。
また天候によっては水上飛行機が欠航や遅延してしまい大きく予定が変更になってしまうことも考えられます。
さらに、水上飛行機は預け入れ荷物20kg、手荷物5kg以内と制限があります。
このあたりのリスクと不便さを考慮して水上飛行機を利用する島に宿泊するのか、ボートで移動できるマレから近郊の島に宿泊するのかを選択します。
このように旅の目的に合わせてのホテル選びが大切だと思います。
コスパ最高の水上コテージ6選
せっかくモルディブに行くなら、モルディブの代名詞とも言える水上コテージのリゾートに泊まりたいですね！
水上コテージは維持費も高いため、宿泊費も高額になります。そんな中でも比較的お得に水上コテージに宿泊できるホテルをピックアップしました。長期滞在にも向いているホテルです。
ドリームランド(DREAMLAND THE UNIQUE SEA&LAKE RESORT&SPA)
近年熟練ダイバーが新規開拓していて魚の多さは随一と言われているバア環礁に位置します。島面積は52,886㎡。
マレから水上飛行機で約25分です。国内線利用の場合は空港のあるダラバンドゥ島からスピードボートで約10分です。
2018年にオープンして、水まわりなどの施設はまだ新しく感じます。ハウスリーフも豊富で、島の近辺でマンタなど大物に出逢える可能性もあります。スピードボートで15分のところにユネスコ生物圏保護区に登録されているハニファルベイがあるのも最大の魅力です。
ビーチバンガロー60棟、水上バンガロー30棟です。バア環礁にあるホテルの中では比較的リーズナブルに宿泊できます。レストランは2、バーは2です。
リーティ ビーチリゾート (REETHI BEACH RESORT)
マレから水上飛行機で約35分、国内線利用の場合はダラバンドゥ島からスピードボートで約20分。
リーティビーチリゾートもまた、ユネスコ生物圏保護区のバア環礁にあるお得リゾートです。
バア環礁に位置していることから、ハネムーナーだけでなく、シングルダイバーが多く訪れる人気のリゾートです。縦600ｍ×幅200ｍ程の小さな島で、自然が多く残ります。
客室は120室、うち水上コテージが30室あります。
残念なポイントは水上コテージからの直接インの階段がありません。レストランやバーはとても充実しています。レストランは5、バーが5(レストラン・バーを含む)あります。
アンガガ・アイランド・リゾート(ANGAGA ISLAND RESORT)
アリ環礁にあるリゾートです。年間通して、世界最大の魚であるジンベイザメが見られることでも有名です。
モルディブらしい素朴な雰囲気を残すリゾートです。モルディブにあるハウスリーフの中でもトップクラスで、このリゾートへのリピーターも多いです。
マレからは85kmで水上飛行機で約25分です。国内線利用の場合は、マレから約20分のmaamigili(マアミギリ島)からスピードボートで約25分です。
42,372㎡。総客室数は90棟です。うち水上コテージは40棟です。真っ白なサンドビーチとシュノーケルに適したハウスリーフが魅力です。水上コテージの数が少ない為、予約しづらいのでご予約の場合はお早めに。レストランはメインレストラン1、バーはメインバー、サンセットバーの2です。
水上コテージは2003年オープンで、施設が少し古いのでメンテナンスが気になるところ。
ヴィラメンドゥ・アイランド・リゾート＆スパ(VILAMENDHOO ISLAND RESORT & SPA)
水上飛行機を利用。マレの西南、アリ環礁 に位置しており、マレ空港から水上飛行機を利用して約25分で到着します。
リニューアルは2010年、客室数184、縦900ｍ×幅250ｍ程の島です。
ハウスリーフも良く、外洋に近いため魚が沢山集まりシュノーケラーやダイバーに人気です。運が良ければ迷い込んだマンタやジンベエザメもハウスリーフで見ることが出来ます。
ヴィラにはバスタブは無く、海側ではない中庭にジャグジーがあります。レストランは５、バーは４です。
トラギリ・アイランド・リゾート(THULHAGILI ISLAND RESORT)
マレからボート20分で移動できるので、マレで一泊する必要が無く時間を有効に使えます。
31,544㎡、北マーレ環礁。50 室のビーチルームと37室の水上バンガロー(スーペリアは2020年新設)。ハウスリーフも素晴らしくスノーケリングやダイビング、マリンスポーツをするならオススメです。
水上ヴィラは1棟独立していますのでリーズナブルな料金なのに、ガラス床、海への階段も完備という充実ぶり。
2020年水上スーペリアバンガローが新設されましたが、それ以外の施設が全体的にが古いのとマレに近いのでその利便性から混雑が予想されます。レストランは2うちバー1です。
リーティーファル・バイオ ラグジュアリーリゾート (REETHI FARU,BIO LUXURY RESORT)
マレ北西に位置する小さなラア環礁に2017年オープンした比較的新しいリゾートです。
マレ空港から水上飛行機で45分、または国内線でダラバンドゥまで20分、そこからスピードボートで約40分でアクセスできます。リーティービーチリゾートの姉妹ホテルです。
縦600m×幅350mと島の大きさはコンパクトで、80mの美しいハウスリーフがあります。
150室のモルディブらしい水上コテージは、ジェットバス付きです。レストランは6、バー6です。
独立系ホテル会員組織のプリファードホテルズ加盟ホテルで、環境に配慮したナチュラルでお洒落なホテルです。料金はこのホテルリストの中では少し高めの設定になります。
おすすめホテル6選の比較表
おすすめホテル6選の主な特徴とメリットとデメリットを比較しました。
結びに
限りある予算内でいかに希望を叶えるかを軸にモルディブでお手頃な水上コテージのあるホテルをピックアップしてみました。これらのおすすめリゾートは、あくまで個人の意見となります。
ホテル選びに悩む方の参考の一つとして頂ければ嬉しいです。
この中で選んだホテル、ドリームランドの宿泊記はこちらです。
バア環礁、美しい海でのシュノーケル体験はこちらです。
ユネスコの世界自然保護区、ハニファルベイでのマンタとジンベイザメのツアー体験記録はこちらです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
