鹿児島空港周辺グルメ情報(黒酢、鳥刺、森伊蔵、たまご自販機)

Home » Travel Blog » Japan » Kyushu » 鹿児島空港周辺グルメ情報(黒酢、鳥刺、森伊蔵、たまご自販機)
2万壺ものお酢を熟成させているアマン壺がならんだ黒酢の郷

ヘルシーで美味しい黒酢ランチや、鹿児島名物の鳥刺しが安く買えるお店、フレッシュたまご自販機など魅力いっぱいの鹿児島グルメレポートです。

ご紹介するお店は鹿児島空港から車で40分以内、観光に便利な霧島エリアになります。

指宿エリアのみどころをまとめた旅行記はこちらをご覧ください。

黒酢の郷 桷志田(くろずのさと かくいだ)

お酢の発祥は約7000年前もの昔!だそうですが、黒酢が誕生したのは江戸時代。

鹿児島で有数の黒酢の郷、桷志田さんを訪ねました。

ここでは伝統製法で長年熟成させた黒酢をつかった様々な創作料理が食べられるとのこと。

そして、貴重な熟成黒酢を購入できます。

メディアにも多く紹介されています。

特に珍しいのがお酢を熟成させる「アマン壷」を使った黒酢造りはこの地域だけで見られる特徴です。

アマンは鹿児島の言葉で「酢」という意味です。

壺畑

玄米黒酢「桷志田」を醸造している壷畑です。

最低でも3年以上熟成させます。

20,000本の壺が並ぶ壷畑は驚きの光景!

2万本の黒酢を熟成させている壺が並ぶ壺畑

色とりどりにペイントされたアマン壺も展示されています。

カラフルにに装飾されたお酢を熟成させるアマン壺

お土産

黒酢は有機の3年、5年、15年熟成の物が販売されています。

3年、5年、15年と熟成した有機の黒酢が並んでおり試飲できるようになっている

フルーツ黒酢やドレッシングなど黒酢関連の商品が並んでいます。

ゆずや、かぼす、たんかんなど、フルーツ黒酢には様々なフレーバーがあります。

柚子やかぼす、たんかんなどを漬け込んだ飲む黒酢

桷志田のお酢は玄米と麹、福山町の天然湧水を使ってあります。

15年熟成は、お値段がちと高級でしたので、5年熟成の「宝」というお酢をお土産に購入!

炭酸水で割って飲んだり、お料理に使ったり、ふりかけたりして使おうと思います。

店頭価格は500mlで3700円(税込)でした。

琥珀色のきれいなお酢です。

現地の鹿児島まですぐには行けないよ、という方は、ネット販売でも買えます。

日本初の黒酢レストラン

前菜から飲み物、デザートまで黒酢を使って趣向を凝らしたコース料理がいただけます。

アラカルトメニューも充実しています。

日本初の黒酢レストランの50席以上ある客席

シェフの黒酢

お料理にはすべて黒酢が使われていますが、テーブルにおかれている、シェフの黒酢(5年熟成)で追い黒酢できます。

伍年間熟成させたシェフの黒酢小瓶

黒酢スペシャルランチコース

2,200円(税込)です。

黒酢ドリンクと前菜、小鉢もの、スープ、デザート、食後酢またはコーヒーがつき、コース仕立てになっています。

メインディッシュが選べます。

  • 黒酢カレーとビーフストロガノフ
  • 霧島サーモンとニョッキのクリームソース
  • 放牧黒毛和牛のトマトパスタ
  • 伍年熟成黒酢酸辣湯麺

鹿児島産黒毛和牛と有機野菜をつかった3Bバーガー

鹿児島県産和牛のしぐれ煮と有機野菜をたっぷりと使ったハンバーガー。

単品は550円(税込)と安いです。

アフタヌーンティープレートセット

800円(税込)とこれもお手軽価格。

シェフ特製黒酢スィーツのなどに食前酢とコーヒーがついています。

黒酢生フルーツスムージー

屋久島たんかんスムージーや指宿パッションスムージー、自社農園のすももスムージーなど魅力的なドリンクメニューでした。

黒豚の黒酢酢豚(5年熟成黒酢使用)のランチコース

1870円(税込)です。

ランチメニューの黒豚黒酢酢豚
コースメニュー
  • 食前酢として果物を漬け込んだ生フルーツ黒酢(本日は青梅)
  • 前菜 フィッシュグリルのラヴィゴットソース
  • 自社菜園の有機野菜サラダと日替わりドレッシング
  • 茶碗蒸し黒酢餡
  • カブの黒酢漬け
  • 季節の野菜と黒豚軟骨黒酢煮
  • こだわり食材のマリネ
  • 桷志田 泉スープ
  • メイン 5年熟成黒酢使用 黒豚の黒酢酢豚
  • 霧島産ヒノヒカリ、または十六穀米
  • 食後酢(またはコーヒー)とデザート

※泉とは有機大豆と発芽玄米で仕込んだ健康酢の名称です。
独自の特許製法により、アミノ酸を多く含み、大豆により生成されたGABAや大豆イソフラボンも含有しています。

まずは前菜、本日の前菜はキンメダイのグリルです。

前菜のキンメダイのグリル

どれも美味しいですし、前菜とは別にこのボリュームはすごいです。

黒豚はゴロゴロと沢山入っています。

味付けも黒酢が効いてさっぱり、とっても美味しいです。

ご飯は霧島産ヒノヒカリ、または十六穀米を選択できます。

10種類以上、トレイにずらりと並んだ黒豚酢豚のランチコース。

デザートの黒酢パンナコッタとブルーベリーのソース。

せっかくですのでコーヒーではなく食後酢(りんごのお酢)をチョイス。

お酢のドリンクは喉にしみるのかなと思いきや、まろやかな美味しさでした。

食後酒のりんごのお酢とパンナコッタのブルーベリーと黒酢ソース。

■所在地

鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2

■電話番号

0995-55-3231

■営業時間

9:00-17:30

♦レストランのランチタイム

(平日) 11:00-15:00L.O.14:30
(土・日・祝) 10:30-15:00

♦アフタヌーンティー

14:00-17:00

■定休日

年末年始(※時短営業あり。)

地鶏専門店 つるぎ地鶏

日本三大地鶏といわれる薩摩地鶏。

鹿児島県は鳥刺しで有名です。地鶏専門店がたくさんあります。

こちらが特に安くて美味しいとの口コミでしたのでやってきました。

お店は山の中の一本道にありますが、大きな看板と、にわとりさんのオブジェが目立っていたので、わかりやすかったです。

地鶏専門店つるぎ地鶏と書いた看板と鶏の大きなオブジェ

開いているのかどうか不安でしたがちゃんとオープンしていました!

販売メニュー

鳥刺し(やわらかめ)250円/100g、皮焼き280円/100g、もも肉1枚370円、手羽元1本80円、など安いです。

鳥刺し(すこしかため)の組み合わせだと若干安い230円/100gでした。

若鶏と親鳥のの組み合わせ(やわらかめ)を購入。

つるぎ地鶏の店舗 プレバブ小屋

鳥刺し専用のお醤油(250円)もゲットしました。

鹿児島らしい、甘口醤油でコクがあります。

生しょうがとにんにくで鳥刺しをいただきましょう。

小瓶に入った鳥刺し専用の甘口醤油

皮は炙ってありますがやわらかく臭みも無く美味しかったです。

こんなお店が近所にあれば毎週買いに来てしまいそう。

皮目を炙ったピンクの柔らかい鳥刺し200g

■所在地

霧島市国分敷根430

■電話番号

0995ー45ー7079

■定休日

水曜・第3日曜

■営業時間

9:00〜19:00

■駐車場

あり

森伊蔵(もりいぞう)

焼酎好きにとっては、あまりにも有名なプレミア芋焼酎の名蔵です。

人気が沸騰してからも、森伊蔵は生産を拡大せずに味わいと品質を守り抜いてきました。

白い木造建てに赤い暖簾のかかった森伊蔵酒造の本店

毎月の抽選に申し込んでラッキーな当選者のみこちらで森伊蔵の焼酎を受け取ることが出来ます。

森伊蔵本店の内観

プレミア焼酎、森伊蔵が並んでいます。

幻の芋焼酎、森伊蔵の箱が並んでいる

記念のお土産物もあります。

森伊蔵のロゴが入ったエコバッグや手ぬぐいが販売されている

品の良い蔵人さんが奥の部屋から出てきて、「お受け取りですか?」

と声をかけられました。

もちろん、当たっていないので「いいえ。見学のみで、すみません。」

と答えると、抽選の申込方法の紙を手渡され、丁寧にご説明いただきました。

「裏手に蔵がありますので見ていってくださいね。」

とご案内いただきました。

お店の裏手にまわってみます。

森伊蔵酒造の庭

120年の歴史を持つ木造蔵の蔵

森伊蔵ではこの蔵を大切に維持しています。

この蔵で、ひと瓶ずつ大切に手作りされているのですから、大量生産はできませんね。

幻の焼酎になるのも、うなずけます。

※蔵の中の見学はできません。

白い平屋の木造で赤い暖簾がかかっている焼酎を醸造している蔵

蔵は桜島をのぞむ鹿児島湾(錦江湾)のほとりに、ひっそり佇んでいます。

残念ながら雲が立ち込め、桜島はほとんど見えませんでした。

このように静かで美しい場所で生まれた焼酎だったのですね。

焼酎好きの方は訪ねてみると、きっと感慨深いと思います。

薄曇りの空と海と遠くに桜島が見えている

芋焼酎 森伊蔵の申し込み(抽選)方法

※毎月15〜25日の期間に、電話で抽選販売の申し込みができます。(24時間受付)

抽選受付専用電話

099ー239-1111

※IP電話と非通知電話からは受付できません。

※電話も繋がりにくい状態になる時があるようです。

毎月1日〜14日に同じ電話番号で抽選結果の確認ができます。

当選者は店舗にて受け取り、または郵送されます。

■所在地

鹿児島県垂水市牛根境1354

■電話番号

0994ー36ー2063

■営業時間

9:00〜17:00

■駐車場

8台

霧島たまご

美味しい新鮮たまごの自販機があるとの情報を得て、たまご好きとしては行かないわけにいきません。

鹿児島空港から、次の目的地まで少しまわり道をすることにしました。

車で走ること25分。

山の中の道をひた走ります。

鹿児島空港から30分走った山の中

ここまで車を走らせてきたのに売り切れていたらどうしよう・・・。

と考えていた先に、ずらりと並んだ自販機が現れました。

ちょうど係の方がたまごを補充しているところでした。

たまごの自動販売機

黄色いたまごの自動販売機が4台並んでいる

1日3〜4回の補充があるようです。

17:00の補充中でしたのでラッキーでした。

販売されているのは雄大な霧島山系のふもとにある「霧島たまご」で厳選したエサで育てられた元気な鶏が生むたまごです。

たまご自販機搬入時間(目安)

※手作業での搬入になりますので時間は前後することがあります。

平日時間
1回目8:00〜9:00
2回目13:00〜14:00
3回目17:00〜18:00
土日祝日時間
1回目8:00〜9:00
2回目11:00〜12:00
3回目 14:00〜15:00
4回目17:00〜18:00

これだけの自販機を何度も補充しているくらいですから、この山の中でもよほど売れ行きは良いようですね!

地元でも人気のようです。

販売しているたまご

赤たまご、ピンクたまご、白たまごがあります。

ピンクたまごは現在売り切れです。

白卵は規格外のもの、(3Lなど)少し大きめの卵も入るようです。

係の方はゆで卵などお料理用に使うそうです。

自動販売機のメニューで、赤卵、白卵、いろいろたまごの表示

「いろいろたまご」の赤を2パック購入しました。

赤たまごは250円から300円に2022年6月価格改定があったようです。

ピンク卵は220円から270円に、白たまごは200円から250円となりました。

それでも安いですね。

お金を入れるとプラスチック製の箱にネット入りの卵が出てきました。

自販機から出てきた赤卵のパック

無事ゲットです。

産みたての新鮮な卵なんて都会ではとても貴重です。

小ぶりですが、15個も入っていましたので十分に安いです!

購入した卵は手持ちで飛行機に乗り、丁寧に持って帰りました。

つるつるした美味しそうな卵のパックが2箱

帰ってきてさっそく卵かけごはんで食べました。

小ぶりで、うまみが凝縮されています。

とても栄養価が高く味が濃いので1個でも十分満足感がありました。

オレンジかかった盛り上がる新鮮な卵

■所在地

鹿児島県霧島市霧島永水3909ー9

■営業時間

24時間・無休

■駐車場

あり

この旅の続き、桜島観光のおすすめ記事はこちらです。

結びに

鹿児島県、霧島エリアのグルメをめぐる旅でした。

さまざまな創作黒酢料理に、気軽に買える鳥刺し、24時間のたまご販売機など、普段では出会えない驚きと魅力がいっぱいです。

空港からも近いので、旅の途中で、ぜひ訪ねてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です