桜島から錦江湾の絶景フェリー・鹿児島旅行の必ず行きたい観光地

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白い外観の桜フェアリー(第2桜島丸)

鹿児島旅行で必ず行きたい人気の観光名所をまとめた記事「桜島フェリー編」です。

乗用車で桜島へ上陸し、絶景湯ノ平展望台や道の駅を観光後、フェリーに乗船して錦江湾をめぐりました。

鹿児島空港近郊のグルメ情報はこちらの記事をご覧ください。

霧島錦江湾国立公園

日本で初めて指定された国立公園のひとつで霧島山・桜島・錦江湾など、雄大な景観が特徴です。

公園北部の霧島には大小20以上の火山が連なり、火山活動で誕生した火口湖や温泉や高原など、手つかずの自然が多く残されています。

南部は活火山の桜島が中心です。

南の薩摩半島側には開聞岳や池田湖、知林ヶ島など海と火山による独特な景観があります。

桜島

鹿児島のシンボルです。

現在も噴煙を上げ灰を降らせている世界的に珍しい活火山です。

高さ1,117m、周囲約52km、面積約80km2です。

晴れ渡った空と青い海とそびえる活火山の桜島

牛根大橋

全長381メートルで、垂水市牛根と桜島との間に建設されました。

鹿児島空港から大隅半島側を時計回りに進むとこのルートで桜島に入ります。

この地区の旧道220号は急な崖の下を通っており、 大雨の崖崩れや、土砂災害によりたびたび通行止めになっていたため、建設されたそうです。

車でこの橋を渡って桜島に向かいます。

白い大きな牛根大橋

湯ノ平展望所(ゆのひらてんぼうしょ)

桜島の北岳4合目で、標高373mに位置しています。

展望所の中で最も高い所にあり、一般の人が立ち入りできる最高地点となっています。

白い2階建ての建物、湯之平展望所

湯ノ平展望所 駐車場

湯之平展望所の駐車場

展望台の駐車場は優先車両用のみになっていますので下の駐車場に駐車して少し長い階段を上がります。

湯之平展望所の駐車場から展望所までの長居階段

最高地点

階段を上がると霧島錦江湾国立公園「桜島」湯之平展望所と刻んである石碑があります。

ここは桜島において噴火口にもっとも近く、一般の人が入ることの出来る最高地点になります。

標高は373m。

セルフ撮影用のスマホ台もあり、記念撮影にぴったり。

この日は雲が厚く、360°のパノラマ風景とはいきませんでした。

いつか再チャレンジしたいと思います。

桜島の火口から最高地点にあたる標高373mの湯之平展望所

晴れていると、この様に絶景です。

晴れているときの湯之平展望所

土産物

2階では多少のお土産物が買えます。

湯之平展望所の土産物店

パノラマの風景

お天気には残念ながら恵まれず。

そこには美しい景色が広がるはずなのですが・・・。

湯之平展望所の2階展望台からみた景色

晴れていれば穏やかな錦江湾と鹿児島市街地が広がり、北には霧島連山、南の開聞岳まで一望できる島内一の景勝地です。

29,000年前の巨大噴火によって大量のマグマが噴出し、九州全域を埋め尽くし、できたのがシラス台地。

その3,000年後に南部の噴火でできたのが桜島です。

途方もない昔、当時の様子を想像するとスケールが大きすぎます!

湯之平展望所の2階から見下ろした海と街の景色

晴れていればこのような感じです。

晴れているときの展望台景色

■所在地

鹿児島市桜島小池町1025

■電話番号

099-298-5111(観光交流センター)

■営業時間

売店:9:00〜17:00

■アクセス

桜島港から8km・車で約15分
バス停:湯之平展望所よりすぐ

道の駅 桜島(火の鳥めぐみ館)

フェリーターミナルに最も近い道の駅です。

火の鳥めぐみ館(桜島の道の駅)

桜島特産の農産物

土石流が日本一多い桜島。

流された土砂が山のふもとにたまり、扇状に傾斜を作り「扇状地」となります。

「扇状地」は大小の土砂からできるので水はけが良く、畑や果樹園に最適な土地となります。

桜島大根や桜島小みかんは、この扇状地でこそ生まれた特産品です!

土産物

地元のお土産が、なかなかの充実ぶりです。

広いお土産物売り場

桜島大根漬け

カリカリとした歯ごたえが美味しい桜島大根をつかった味噌漬けや、大根漬け。

おいもづくし

鹿児島県の紫芋ともち米をたっぷりと使った蒸し羊羹「おいもづくし」を購入。なんと半額!

桜島みかんソフト

甘さがギュッと詰まって香り高い桜島小みかんをつかったソフトクリーム。

これをお目当ての来館客も多いとか。

さっぱりと爽やかで美味しかったです。

黄金千貫芋の芋かりんとう

鹿児島県産の黄金千貫芋をつかった、かりんとうをお土産に購入しました。

黄金千貫芋とはふかしてもホクホクして美味しいという白いさつまいもだそうです。

■所在地

鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-48

■電話番号

099-245-2011

■営業時間

物産直売所:9:00~17:00
レストラン:11:00~14:30(L.O.14:00)

■定休日

毎月第3月曜日
※祝祭日の場合翌日

■アクセス

桜島港フェリーターミナル到着後、ロビーを出たら港前の道を右に向かいます。
最初の交差点を左へ、溶岩道路に出たら左手になります。

■駐車場

89台

桜島フェリー

桜島と鹿児島市街地は、桜島フェリーが年中無休で24時間、発着しています。

15分おきに運行していますので、待ち時間もほどんどありません。

乗船時間は約15分です。

■フェリーの料金

大人: 200円

子供: 100円(小学生まで)

※車で乗り込む場合、セットの料金があります。

  • 3メートル未満:(車両) 運転手1名分込 1,070円
  • 4メートル未満:(車両) 運転手1名分込 1,400円
  • 5メートル未満:(車両)運転手1名分込 1,950円

レンタカーの車両は4m以上5m未満の普通乗用車でしたので運転手1名で1,950円、助手席1名でプラス200円、合計2,150円の支払いでした。

支払いは、フェリー乗り場入口の料金所ゲートでクレジット決済しました。

※桜島フェリーには錦江湾横断ルートの「定期航路」(約15分)と、錦江湾や桜島の海岸線を周回する錦江湾周回ルートを行く「よりみちクルーズ」の2つがあります。

よりみちクルーズの乗船時間は約50分で1日1便です。
料金は大人600円、子供300円です。
土日祝日、ゴールデンウィーク、夏休み期間、年末年始のみの運航となります。

今回は桜島から定期航路で車ごとフェリーに乗り込みました。

車はもちろん、徒歩や、自転車、バイク、バスも乗船できます。

桜フェアリー(第2桜島丸)

乗船したのは可愛いらしい名前の「桜フェアリー」。

2015年竣工した、比較的新しい船です。

旅客定員 600名。

車両積載能力は乗用車が約64台です。

車両甲板

1階と2階は車両甲板になっています。

車のまま乗船すると、そのまま誘導されます。

到着までの15分間、車の中で待つのもよし、降りて船内を散策したり景色を楽しむのも良し。

桜フェアリー内の車両甲板に車が数台並んでいる

エレベーター

1階2階にある駐車場からエレベーターでデッキのある上の階にあがります。

1階から4階まで行き来するエレベーター

桜島よ、またね!

が、やはりこの日は曇っていて桜島の全貌を見ることができませんでした・・・。

桜島に停泊しているフェリー

それでも和やかな波と海風に癒やされます。

錦江湾をクルーズしているフェリーの景色

座席

3階がおもに客室になっています。

桜フェアリーの座席

席数は十分です。

サクラフェアリーの沢山の座席

キッズスペース&授乳室あり

3階にはお子様のキッズスペースと授乳室があります。

3階のキッズスペース

売店

3階に売店があります。

からあげや卵焼き、ソフトクリームなどが販売されています。

缶詰や、薩摩中央高等学校の学生が作った、きんかんマーマレードや梅ジャムなども販売されています。

缶詰やジャムなどを販売しているサクラフェアリー内3階の売店

展望デッキ

4階の展望デッキです。

自販機や売店で飲み物を買って爽やかな海風の中、飲むのも良しですね。

明るく広い展望デッキ

オープンデッキ

屋上に上がると海が一望できるオープンデッキになります。

屋上のオープンデッキ
屋上の甲板

あっという間に港が見えてきました。

鹿児島市街の港

まもなく到着ですので車に戻ります。

ハッチが開きます。

無事対岸に到着しました。

フェリーのハッチ

さて鹿児島市街に入り、次は指宿温泉を目指して南下していきたいと思います!

結びに

鹿児島の必ず行きたい観光地、桜島フェリー編でした。

桜島へのアクセスはフェリーがとってもおすすめです。

短い船旅にはなりますがお天気が良いと桜島のパノラマ風景と海の大自然が味わえます。

鹿児島旅行記、指宿編もぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

鹿児島空港のラウンジレビューはこちらです。

鹿児島空港から羽田空港への飛行機搭乗記はこちらをご覧ください。

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