例えばヨーロッパ方面の旅行ともなれば、飛行機の中で10時間以上過ごすことになります。
そんな時、ビジネスクラスでなくとも少しでも眺めが良かったり、足元の広い座席を予約できるとしたら長時間の旅でも快適に過ごせますよね。
最近は特に外資系のエアラインなどで、足場の広い所や並び席の予約は有料になっていることが増えてきました。
人気の座席は予約が出来なかったり、通常の座席表で見えない席もあります。もしその座席の空き状況が分かれば、一般開放された時に、いち早く予約できるかもしれません。そんなアプリがあれば便利だと思いませんか?
また、海外では日本のように電車やバスが時間どおり運行されないかもしれません。そんな時スマホアプリで簡単にリアルタイムな乗り継ぎ情報を調べることができれば時間のロスも無くなります。
快適なトラベルライフを過ごすにあたって、入れておいて良かったおすすめツールとアプリ7選をご紹介&徹底ガイドしていきたいと思います。
目次
- おすすめ①「エキスパートフライヤー(ExpertFlyer)」
- エキスパートフライヤー利用方法
- おすすめ②「シートグル(Seat Guru)」
- シートグル利用方法
- おすすめ③「ボンジュールRATP(Bonjour RATP)」
- ホーム画面下アイコンからの便利機能
- 「ボンジュールRATP」地図上から目的地へのルートを検索する方法
- 「ボンジュールRATP」駅名や地名を入力して検索する方法(応用編)
- おすすめ④ 「050Plus」
- おすすめ⑤「LINE Out(ラインアウト)」
- LINE Out Freeの利用方法
- LINE Out Freeのカスタマイズ方法
- おすすめ⑥「SMARTalk(スマートーク)」
- おすすめ⑦「アハモ(ahamo)」
- まとめ
おすすめ①「エキスパートフライヤー(ExpertFlyer)」
エキスパートフライヤーというサイトを使って航空券をおさえる前に、どのくらいの空席状況(座席指定状況)なのか調べることが出来ます。
アカウント登録すればWEB上で利用することも出来ますし、アプリをインストールして利用することも可能です。
無料版・有料版があり無料版はユーザー登録することによって1日7回まで無料で調べることが出来ます。
エキスパートフライヤー利用方法
検索には空港の3レターコードと航空会社の2レターコードを入力する必要があります。
例えばANAなら「NH」、JALなら「JL」など。
例として成田からコロンボ行きのスリランカ航空の空席状況を調べてみます。
成田の3レターコード「nrt」、コロンボの3レターコードは「cmb」、フライトの日付とスリランカ航空の2レターコード「ul」とフライト番号、調べたい座席クラスを入力します。
さて、Ettyyが良く確認するのはバルクヘッドと呼ばれる最前列席です。
バルクヘッド(Bulkhead)とは
ファーストクラスやビジネスクラスのような、異なるクラスを分ける仕切りの壁(隔壁)のすぐ後ろにある座席がバルクヘッドと呼ばれます。
前方に座席がないため、同じキャビンクラスの座席の中で最も足元が広く、前の席のリクライニング影響を受けにくいため、快適であることが多い座席です。
エコノミークラスでも広さがあり快適に過ごせるので、それだけに人気があって最も取りづらい座席でもあります。
ただし、肘掛けが上がらない(固定されている)仕様になっていることがほとんどなので、隣が空席でも後方座席のように肘掛けを上げて横たわるということはできませんので好みもあります。
この検索では(エコノミー席)で20列目が「✗」Blockedとなっています。ここはバルクヘッドの座席となりますが、ほぼ航空会社によりブロックされていることがわかります。
バシネット機能(赤ちゃん用簡易ベッド)もあることが多いので乳児を連れている方やお身体が不自由な方が優先的にバルクヘッドに案内されることが多く、航空会社によってはマイレージの上級会員を優先するところもあるようです。
また、50列目も「$」マークと「✗」Blockedになっているため、足元等が広い座席の可能性があります。
一番下の<Refine Search>をタップすると前回の設定のまま検索画面に戻ることが出来ますので座席クラスを変更するなどして検索し直すことが出来ます。
このように人気の座席はフライト直前に利用が無い場合、運良く一般開放される場合があるので要チェックです。
ビジネスクラスに有料席も
例えばスイスエアラインのビジネスクラス窓際一人席(通称王様席)は二人分のスペースを一人で利用できるので人気となっていますが、予約はルフトハンザの上級会員専用となっています。
こちらも一般には有料席であり、2万円前後支払うことで予約することもできますが、48時間前に締め切られます。当日窓口で空席があれば無料で変更することが可能ですので、このアプリで空き状況をチェックして早めに空港に着き、手続きするなどの策が可能です。
参考記事:
>>スイス・インターナショナル・エアラインズ ビジネスクラス搭乗記2022
このアプリの良いところは、チケットを購入していなくてもANAやJALを含めその他海外便の空席の種別を確認し、座席の空き状況をチェック出来ることです。
次にご紹介する「SeatGuru」というWEBサイトを活用すれば個々の座席の快適さを口コミによって確認することが出来ますのでエキスパートフライヤーと合わせて最強ツールとも言えます。
おすすめ②「シートグル(Seat Guru)」
シートグルはホテルのレビューなどで有名な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が運営しているサイトです。
座席の口コミや(窓なし、リクライニング無しなど)座席のおすすめ度や注意点を調べることが出来ます。
シートグル利用方法
使い方は難しくはありません。
トップページAirlineの欄に利用する航空会社名、Dateに搭乗日、Flight#に便名を入力してFindをタップします。
例としてANAのホノルル行きを検索してみました。機体はエアバスA380です。
パソコン画面ですと最初のシートマップ画面、スマホですと真ん中のInfoタブから座席数、オーディオなどの設備とそれぞれのクラスの座席幅、シートピッチ(足元の広さ)を調べることが出来ます。
スマホではSeat Mapの「Key」をタップすると、それぞれの座席が色分けされて注意事項が説明されています。
緑は良い席、黄色は注意すべき席でコメントを参照。
赤は良くない席、緑・黄色は意見が賛否分かれ、白は標準的、グレーはブロックされていて選択できない席、あとは有料席、乗務員席などに分かれています。
Seat Mapから座席をタップするとその座席についてのコメントが表示されます。
英文を読むのが苦手な場合、テキストを選択してGoogle翻訳します。これでも十分意味は通じますね。
「Seat Guru」は機材によって異なる座席情報を詳しく手に入れることができます。飛行機を予約する前にこのサイトを使って世界中の人達の口コミを活用して快適な旅を手に入れたいですね!
おすすめ③「ボンジュールRATP(Bonjour RATP)」
この無料アプリはフランス国内のみでの利用になりますが、日本で言う「乗換案内」サイトのようなもので、パリの鉄道(RER)、メトロ、バスを運営するパリ交通公団(RATP)のアプリになります。
現在地のマップ表示や、近くの駅の情報、メトロの路線図や交通情報など、このアプリだけでパリ滞在中に必要な交通機関のことはほとんどカバー出来る最も便利なアプリの一つです。
フランスへのご旅行を考えている方はぜひご活用ください。
ユーザー登録無しでも使えますのでアプリをインストールするだけで即利用できます。
基本的に一度検索した場所は履歴で残りますが、ユーザー登録しておけば次回利用する場合も設定はリセットされることなくセーブされますので使い易く安心です。
ホーム画面下アイコンからの便利機能
ホーム画面の主要なアイコンの使い方を説明します。
⦿Schedules(時刻表)アイコン
ホーム画面を開きます。
下に並んでいるアイコンの時計マーク「Schedules」をタップします。
さらに自分の乗りたい移動手段の駅を検索すると発着している鉄道がリストに現れますので、乗りたい電車を選択すると何分後に出発するかの時刻表が出てきます。
⦿Maps(路線図)アイコン
ホーム画面下のアイコンから「Maps」をタップします。
移動手段と路線を選択するとそれぞれの路線図が出てきますので便利な機能です。
路線図はスマートフォンにダウンロードして保存することによりオフラインでの利用ができますのでWi-Fiが無い場合の備えになりますね。
⦿Traffic(交通情報)アイコン
これもとても便利な機能です。諸事情で運休している路線を調べることが出来ます。パリではストライキや工事で鉄道が運休することは珍しいことではありませんのでこういったリアルタイム情報はありがたいです。
⦿Tickets(切符)アイコン
HomeのTicketsボタンからはにクレジットカードを通じてフランスの交通系ICカード「Navigo」にチャージすることも出来ます。
もちろんこのアプリ以外でも切符は買えます。パリでの切符の買い方はこちらの記事を参考にしてください。
参考記事:
>>ルイ・ヴィトン財団美術館の見どころと人気のお土産を徹底調査
地図上から目的地へのルートを検索する方法
アプリを開いて下のアイコンをallに設定しておけばフランスの鉄道RER、メトロ、バスなどすべて合わせて最速と思われる乗り換えを表示してくれます。
出発点に駅があればRERやメトロのボタンをタップして絞り込めば検索しやすくなります。
例として(Concord)コンコルドから(Nation)ナシオンのルートを検索します。
地図上に表示される目的地付近の駅名やバス停を地図からスワイプして拡大し、目的地の駅名をタップします。候補が現れ、行き先の「Nation」を選んで右の「↱」(矢印)をタップすると自動的に行き先が入力されます。
さらに出発地のConcorde駅を地図上でタップします。
いくつかのルートと所要時間が表示されますので使いやすいルートを選んでタップするとさらに詳しい情報が出てきます。
出発地と目的地の間にある矢印をタップすると復路も検索できますし、目的地の下にある「Leave now」をタップすると「出発時刻」の設定も出来ます。「Arriving at」に設定すると「到着時間」を設定して検索することも出来ます。
その横のタブ「Earlier」は今より「早い便」を検索、「Later」は今より「遅い便」を検索できます。
この辺りも日本国内のアプリ、「駅探」や「乗換案内」と同じイメージですね。
最速ルートの一番上をタップします。
地図と目的地までの停車駅と路線の混み具合まで丁寧に表示されます。
また、バス経路のみで検索したい場合は、下のアイコンをBusに設定します。(バス停のみ表示されます)
同じようにメトロのアイコンに設定するとメトロの駅のみが表示されます。
駅名や地名を入力して検索する方法(応用編)
地図上だけでなく、直接行き先を入力して検索することもできます。
試しにEttyyが滞在していたホテルメイフェアから美術館のフォンダシオンルイ・ヴィトンまでのアクセスルートを設定してみました。
まずは目的地の駅名や地名、ホテル名などを直接打ち込みます。初期の画面から「ALL」のアイコンを選び、左上の<をタップするとWhere are we going?と検索画面に移ります。
虫メガネの検索欄をタップすると一番上にWhere do you come from?と検索欄に出てきますので、出発地の「Hotel Mayfair」と入力します。駅名、住所でもOKです。下に入力候補リストが出ますのでそこから選択しても良いです。
下段のWhere are we going?の欄には、目的地である「Fondation Louis Vuitton」と打ち込みます。(ある程度入力すると入力候補リストが出てきますので先程と同じく選択しても良いです。)
一度検索して入力した場所はMy historyとして履歴が残りますので次回から検索しやすくなります。
検索結果は以下の通りとなります。これらのリストからルートを選んでタップするとさらに詳しい情報が見られます。
☆my stationsから最寄り駅を登録しておくと次回の検索に便利です。
最初はフランス語での入力が複雑なため戸惑うかもしれません。あらかじめ自身の宿泊ホテルや行きたい場所等を登録しておくと便利ですね。位置情報を許可すればカレントロケーションで現在地に最寄りの駅から目的地までのルートを検索できます。
ホーム画面からHomeボタン、Workボタン もしくは+ボタンで住所をブックマークしておくことが出来ます。
実際パリで工事によりメトロが運休していた際もこのアプリを使い、バスの時刻表を調べて無事に目的地まで到着出来ました。パリではストライキで鉄道が運休することが珍しくありませんのでこのアプリさえインストールしておけば慌てずに対応できます。
「BonjourRATP」アプリを活用してパリ市内を移動した旅行記はこちらです。
参考記事:
>>ルイ・ヴィトン財団美術館の見どころと人気のお土産を徹底調査
おすすめ④ 「050Plus」
「050 plus」はスマートフォンで使えるお得なIP電話アプリです。専用の050専用電話番号がもらえます。
クレジットカードの番号とパスワードを登録すれば、050の番号で海外通話や携帯電話、家、お店への通話料が一般的な通信会社より安く利用できるサービスです。
月額の利用料は税込み330円です。申し込みにはインターネット環境と認証用に電話番号(申込時に電話が自動でかかってきます)が必要です。
2ヶ月間月額利用料が無料になるキャンペーン中なのでチャンスです!※2022年8月現在
初期設定では国際電話を発信しない設定(国際電話利用休止中)になりますので、国際電話の利用設定を変更が必要です。 2~4営業日を要しますので、旅行が決まったら早めの申し込み&設定をおすすめします。
月額の利用料がかかりますので国内で通話を頻繁に利用されない方で、年に数回も海外に行かない場合は旅行前に契約して、帰ってきたら解約するのも1つの方法です。
利用するメリット
「050Plus」の通話料は、海外で利用する場合や海外へ電話する場合はとってもお得です。
また、日本国内固定電話への通話は3分/8.8円なので特に格安と言えます。
ahamo(Docomo)との料金比較をしました。通話料金は国によって変わりますが、こちらの表はフランスのパリを例にしてあります。
通話料金比較(発信)
※5分無料通話オプション(ahamoは基本料金に含む)やかけ放題オプションの料金は含まず計算しています。
日本国内の固定電話 | 日本国内の携帯電話 | フランス国内 | パリ→日本 | 日本→パリ | |
050Plus | 8.8円(※3分) | 17.6円(1分) | 20円(1分) | 20円(1分) | 20円(1分) |
Docomo(ahamo) ※国内かけ放題含まず | 44円(1分) | 44円(1分) | 80円(1分) | 180円(1分) | (平日昼間)216円 (それ以外)156円 |
海外で利用する際は、ahamo(Docomo)のかけ放題は対象外となるため、比較するまでもなく安いです。
※SMS(ショートメール)は使えません。
なお、ahamoは5分間の通話無料分が基本料金に含まれており、追加1100円でかけ放題です。ドコモは5分間無料770円(かけ放題プラン1870円)の有料プランもありますので、ご利用シーンにより使い分けて下さい。
※携帯電話よりは音質の向上は期待できますが、IP網による接続であるため、利用状況やネットワークの混雑状況等によっては通話品質に影響が出る場合があります。
Ettyyが現在利用している海外で役立つお得なahamoについて詳しくは以下をご覧ください。
参考記事:
>>ドコモからahamo(アハモ)申し込み方法と事前準備を徹底解説
利用するデメリット
月々の利用料330円がかかるということです。
(ユニバーサルサービス料などで数円追加されます。)
さらに緊急通話となると日本国内では110番、119番や、3桁番号サービスへの通話などは発信できない番号があります。
【補足】EU圏内での緊急電話番号
※ヨーロッパではIP電話でも緊急電話番号は繋がります。
EU27カ国+イギリスでは共通の緊急通報電話番号(警察・消防・救急)「112」がありますので覚えておくと良いですね。
この場合救急車(ambulance)と消防車(fire engine)は併用になっていますので何が必要になるのか的確に答えないといけません。その国の母国語が出来ない場合は英語対応もしてくれるようです。
「112」はEUのセンター宛の緊急電話番号となりますので、その国専用の連絡先の方が早い対応に繋がります。
※[補足]フランス国内での緊急時電話番号
⦿EU共通 緊急 連絡先 112
⦿救急車 SAMU(公的緊急医療サービス)15
⦿警察救急隊 17
⦿救急消防隊 18
おすすめ⑤「LINE Out(ラインアウト)」
海外で格安に通話出来るアプリの一つとしてLINE OUTをあげておきます。
利用には、30日の期限付きで購入し決められた時間だけ通話できる30日プラン(海外では通話する地域、回線ごとの購入が必要。)もしくはコールクレジット(180日期限)という前もってチャージしておく方法、無料通話分のLINE Out Freeを使う3つの方法があります。
国によって通話料金は異なりますが、最安であるアメリカ(米国)だと1分1円から国際電話を利用することが出来ます。1分あたりの料金は通話前画面に表示されます。
LINE Outのメリットは特別なアプリをインストールしなくてもLINEの画面からそのまま利用できますので使いやすいということと、格安でLINEを使っていない相手の携帯電話や固定電話にも電話を発信できるという点です。
表示される広告を見れば制限はあるものの無料で国際電話がかけられる大きな利点があります。
デメリットは、有料プランで言うと30日の期限付き、もしくは前払いのプリペイドというのが少々使いづらく、通話できる地域が分けられていて、格安なだけに制約が多いこと、無料通話出来る国が少ないこと、有料通話もフランス本土(フランス領ギアナとポリネシアは可)での利用がカバーされていないことです。
LINE Out Free
15秒の広告を見ることにより、1回の通話あたり最大5分(国により異なる)、1日5回までの無料通話が出来ます。利用できる国は日本国内、 アメリカ合衆国はじめ27カ国です。
ただ、覚えておいて損は無いですね!LINEアプリからの利用方法を補足しておきます。
LINE Out Freeの利用方法
LINEアプリを開いてホーム画面「サービス」の右上「すべてみる」をタップし「サービス一覧」を開きます。真ん中の「便利ツール」タブ(スライダー)をタップ。もしくはページをスクロールし(下部にあります。)→?LINE Out Freeをタップ。
右上「点々」マークをタップすれば電話番号を入力して発信することが出来ますし電話帳から発信することも出来ます。
※但し固定電話以外にかける場合、LINEでお友達になっている場合は通常のLINEでかける方がお得かと思います(笑)。
LINE Out Freeのカスタマイズ方法
良く利用する場合は、先程の「サービス一覧」画面で右上の編集→LINE Out Freeにチェックを入れ選択→保存をタップすれば、ホーム画面のサービス一覧に「固定したサービス」として最上部に表示出来ます。
もう1つの方法はホーム画面の右上の「歯車マーク」から、一般にある「通話」をタップ。
一番下の「通話・ニュースの表示」をタップします。「通話」にチェックを入れるとLINEトップメニュー(画面下のトークの並び)にニュースの代わりに通話が常時表示されますのでタップすると一番上にLINE Out Freeの表示が出て直接発信出来るようになります。(通常のLINE通話履歴も出るので便利です。)
普段、LINEでニュースを読まない方は是非お試しください。
おすすめ⑥「SMARTalk(スマートーク)」
※「SMARTalk」はIP電話の中でも一番安く使い勝手が良かったのですが残念ながら2022年8月現在、新規申し込みは停止中です。
この項目は読み飛ばしていただいて良いのですが、参考までに比較表を載せておきます。また新しい進展があれば記事にしたいと思います。
「SMARTalk」はスマホの通話料を安くするIP電話アプリです。クレジットカードの番号とパスワードを登録すれば、050の番号で携帯や家、お店への通話料が最大60%安くなるサービスです。月額の利用料も0円です。
※一般的なスマートフォン向け通話料22円/30秒で計算。
※5分無料通話オプション(ahamoは基本料金に含む)やかけ放題オプションの料金は含まず。
参考: 30秒あたりの通話料金比較(発信)
日本国内 | フランス国内 | パリ→日本 | 日本→パリ | |
SMARTalk | 8.8円 | 8円 | 8円 | 8円 |
Docomo(ahamo) ※国内かけ放題含まず | 22円 | 40円 | 90円 | (平日昼間)108円 (それ以外)78円 |
海外で利用する際は、ahamo(Docomo)のかけ放題は対象外となるため、細かく比較するまでもないと思います。
日本国内では、ahamoを利用していると携帯にかける場合は5分経過すると30秒/22円ですので, 例えば9分間の通話をするとSMARTalkでは158円、ahamoは176円の通話料金となります。
SMARTalkの便利な利用方法(2台持ちで使える)
事前クレジットカードとIDとパスワードを登録します。メールが来るので開通の手続きをします。
さらに国際電話をするにはセンターに電話で申し込みしないといけませんので、日本にいる間に申請しておくようにします。申込みは即日終了して利用可能になります。
携帯電話を2台持ちしていたり、同じIDで1台は送着信可能な設定、もう1台は送信専用などの使い分けをすることが出来ます。(どちらも送受信設定してしまうと着信があった場合どちらにかかるか分からないため。)もちろんクレジットカードとID、パスワードを登録しさえすれば2台ともそれぞれの電話番号を利用できます。
基本料金が無料。050で始まる電話番号を無料で一つもらえます。
格安なので、停止されるにはとても惜しいサービスです。復活が待たれます。
おすすめ⑦「アハモ(ahamo)」
海外旅行でのスマートフォンのデータ通信に、とってもお得で便利だったのはドコモの「アハモ(ahamo)」プランです。
月々たったの2,970円で、フランスを含めて世界82カ国で20GBのデータ通信料金が無料です。格安の上、旅先でSIMを買ったり差し替えたりする手間が省けます。
アハモへの移行はWEB上でのセルフ設定になります。メリット、デメリットの詳しい情報や、申し込みにあたっての注意事項、バックアップ方法、契約方法をこちらの記事で手順まで詳しく分かり易くまとめています。
アハモ移行を考えておられる場合、先にこの記事を読んでおかれることをおすすめします。
参考記事:
>>ドコモからahamo(アハモ)申し込み方法と事前準備を徹底解説
こちらから直接お申し込み出来ます。
※アハモの場合電話番号による通話だけは海外では高額になりますので上でご紹介した050プラスやLINEOutなどのIP電話をご検討ください。
まとめ
今回ご紹介したのはどれも便利なアプリです。使いこなすまでは多少慣れがいるかもしれませんが難しくはありません。
とはいえ、外国語のものは戸惑いますので日本でインストールしてアプリの使い方に慣れておくのがおすすめです。
「エキスパートフライヤー(ExpertFlyer)」はその時ベストな座席をチェックして予約することが出来ますし、「ボンジュールRATP(Bonjour RATP)」は旅行中に乗り換えルートをリアルタイムで調べることが出来ますので、あちこち迷うことも無くスムーズに目的地へ到着できます。
「050PLUS」では旅先で電話代を気にすることなく、お友達の家や予約問い合わせの電話をかけることができます。加えて余計な経費の節約になることは間違いありません。
国際電話ですとLINE電話などを利用すれば良いのですが、スマホ同士ではなく、相手が固定電話の場合でも料金を気にすることなく格安でかけることができるのが特徴です。
これらのアプリをさっそくインストールしてぜひ快適な旅をお送りください!
最後までご覧いただきありがとうございました。