都内でおすすめする桜の名所9選です。
個人的にお花見の場所で悩んだらココ!というスポットを選びました。
満開の季節には感動すること間違いなしですので、ぜひ今後お花見の参考にしてくださいね。
千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵は、皇居内にあるお濠(ほり)のことです。
形が「千鳥」に似ているので、千鳥ヶ淵の名前がつきました。
九段下駅を出ると、すぐに見えてくる北の丸公園。
桜に囲まれた江戸城跡や、武道館へと続く田安門などの歴史的建造物をたずねることができます。
千鳥ヶ淵には1,000本以上の桜が咲き誇ります。
ここのお花見は都内では王道!
北の丸公園の脇、整備されている千鳥ヶ淵緑道をそぞろ歩くと、桜のカーテンが広がります。
お堀に大きく垂れさがるように咲いているソメイヨシノ。
水面に垂れる豪華な桜を眺めることのできる大人気のボートアクティビティ。
さらに夜には千代田区のさくら祭りでライトアップされるのでボートから見る景色は圧巻です。
3月1日から11月30日までの11:00(10:00)~17:30
※営業時間は、時期によって異なります。
乗船料金:
通常時期: 30分500円/観桜期: 30分800円・60分1,600円
電話番号:
03-3234-1948
この時期は菜の花も満開ですので、桜とのコラボレーションもみられますよ。
この緑道内では食べたり飲んだりすることは出来ません。
しかし、靖国神社はすぐ隣ですので、合わせてお花見を楽しめますし、屋台がありますので座席も準備されています。
東京都千代田区北の丸公園1
アクセス:
・都営新宿線 東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下駅」2番出口より徒歩5分
・東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口より徒歩5分
千代田区観光協会(千鳥ヶ淵)
靖国神社
境内のソメイヨシノや山桜は約500本。
創建された翌年の明治3年に植えられたそうです。
日暮れ時にライトアップが始まります。
また、期間限定の夜桜詣は幻想的で息を呑むほどの美しさです。
開門前には観覧を待つお客さんで行列ができますが並んでも一見の価値があります。
桜が満開の間の9日間限定になります。
夜18時から20時まで神門が開放されて境内を眺めることができます。
なお、夜桜詣では、内苑の中に入ることはできません。
桜の見ごろである3月下旬から4月上旬には「奉納夜桜能」「奉納芸能」など、たくさんの催しがあります!
夜桜詣限定の御朱印は千円と、ちとお値段がはりますが、和紙に金糸で細かな刺繍がほどこされています。
とっても珍しい御朱印ですので夜桜詣に行かれたら、おすすめです。
靖国神社の外苑内には、数年前まで外苑に屋台もたくさん出ていたのですが、コロナ渦の影響か、現在では数店のみとなっていました。
とはいえ、夜桜を眺めながらのちょっと飲みは至福の幸せです。
平日の夜は空いているので、ねらいめかもしれません。
東京都千代田区九段北3ー1ー1
アクセス:
・中央・総武線各駅停車「飯田橋駅(西口)」、「市ヶ谷駅」より徒歩(約10分)
・東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩(約5分)
・有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩(約10分)
・東西線/有楽町線/南北線「飯田橋駅(A2出口、A5出口)」より徒歩(約10分)
【バス】九段下~高田馬場系統「九段上停留所」
靖国神社 公式ウェブサイト
上野恩賜公園
江戸時代初期からの桜の名所で全国的にも人気。
ソメイヨシノや山桜など、1,200本が咲き誇っています。
「さくら通り」を通り抜けて不忍池方面にむかいます。
撮影日は平日にも関わらず、海外の観光客を交えて大変な人気でした。
お花見だけではなく、美術館や博物館、動物園もあるのでファミリーで楽しめます。
また、屋台もたくさん出ていますので買い食いも楽しめちゃいます。(ただしお花見の時期は混雑必須です。)
コロナ渦に比べて賑わいが戻り、嬉しい気分になりました。
不忍池(上野恩賜公園内)
上野恩賜公園内の西南に位置する不忍池。
夜にはボンボリが点灯して夜桜を楽しめます。
水面に写る影がきらきらとしています。
カモメも悠然と羽ばたいています。
野鳥も多く訪れることで有名な不忍池。
日本画から抜け出たような美しさ!
2022年上野恩賜公園への訪問記とグルメの記事はこちらです。
増上寺
増上寺は浄土宗の七大本山の一つ。
広大な敷地には見事な200本もの桜が植えられています。
大きなしだれ桜も必見です。
日比谷通りから入る三解脱門(さんげだつもん)は都内に現存する最も古い木造建築で重要文化財となっています。
増上寺での撮影がおすすめの理由は、境内、東京タワー、桜という豪華なコラボレーションが楽しめるからです!
写真撮影には、三解脱門を入り、参道ほんの数メートルの場所で、この3点セットをおさめることができました。
そして、境内から東京タワーを撮影する場合は午後になると逆光になりますので午前中がおすすめです。
東京都港区芝公園4-7-35
アクセス:
・JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩(10分)
・都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園より徒歩(約3分)
・都営地下鉄浅草線、大江戸線 大門駅より徒歩(約5分)
・都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩(約7分)
・東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩(約10分)
増上寺 公式ウェブサイト
飛鳥山公園
飛鳥山の標高は25.4m、都内で一番低い山です。
約300年前、八代将軍吉宗が江戸っ子の行楽のため、桜の名所として整備したという由緒ある花見どころ。
無料のトラム、あすかパークレール(アスカルゴ)で山頂へ
「公園入り口駅」と「山頂駅」を片道2分で結ぶ自走式のモノレールがあります。
ベビーカーや車椅子にも対応しています。
カタツムリに形が似ていることから名付けられたそうです。
このモノレール、なんと無料で利用できます。
ほんの短い間ですが、ほのぼのと街の景色を楽しめますよ。
窓からは可愛らしい都営荒川線、「東京桜トラム」が線路づたいに行き来するのが見えます。
満開の桜と景色が一望できます。
もちろん、トラムを使わなくても階段を利用して頂上まで登ることができます。
飛鳥山の良い点は広い敷地内に、シートを広げて飲食を楽しめるところです。
ファミリーでのお出かけにおすすめです。
東京都北区王子1丁目1
アクセス:
・JR京浜東北線「王子駅」(中央口か南口)より徒歩すぐ
・東京メトロ南北線「王子駅」(1番出口)より徒歩(約3分)
・東京メトロ南北線「西ヶ原」(2番出口)より徒歩(約4分)
・東京さくらトラム(都電荒川線)「飛鳥山」「王子駅前」から徒歩すぐ
・北区コミュニティバス「Kバス」王子・駒込ルート⑧⑳飛鳥山公園より徒歩すぐ
北区 公式ウェブサイト(飛鳥山公園)
目黒川
近年、全国的に人気の目黒川沿いの桜並木。
昭和初期にソメイヨシノが植樹されました。
東急田園都市線池尻大橋駅から、りんかい線・東京モノレール天王洲アイル駅まで約800本もの桜がつらなります。
池尻大橋駅からJR目黒駅より徒歩5分の目黒新橋あたりが人気スポットとなっています。
水面に垂れるようにぎっしりと花びらの詰まった桜。
東京都目黒区東山3-1付近より下目黒2-9付近
アクセス:
・東急田園都市線池尻大橋駅より徒歩すぐ。
・東急東横線、東京メトロ日比谷線中目黒駅より徒歩(約2分)
・JR、東京メトロ、都営地下鉄 目黒駅より徒歩5分
毛利庭園
六本木ヒルズの中にある毛利庭園は大都会のオアシスです。
幸せを呼びそうなハートのオブジェがシンボル。
高層ビルと桜のコラボレーション。
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ内
アクセス:
・東京メトロ 日比谷線「六本木駅」1C出口より徒歩すぐ
・都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」3出口より徒歩(約4分)
港区観光協会(毛利庭園)
播磨坂
この地にあった松平播磨守の上屋敷がその名前の由来です。
桜の木約120本がびっしりと桜並木が続きます。
小川が流れて、美しい緑道が整備され、地域住民の憩いの場になっています。
広くはありませんが桜の距離が近く、ピーク時にも混み合わないので、個人的にはとても好きな場所です。
文京区小石川4、5丁目
アクセス:
・東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩(約7分)
・都バス都02、都02乙「小石川四丁目」「小日向四丁目」より徒歩(約1分)
・文京区コミュニティバスBーぐる(目白台・小日向ルート)「28番:胡蝶蘭専門店らんや(播磨坂)」目の前
文京区役所(播磨坂)
石神井川
石神井川は東京の西、小平市内に始まり、西東京市を経て、練馬区、板橋区を流下し、隅田川に合流する一級河川です。
写真は、練馬区西武池袋線の練馬高野台すぐの薬師堂橋から山下橋あたりです。
川の両サイドが桜の遊歩道となっています。
駅を降りてからも近く、水面に垂れる見事な桜をゆっくりと眺めながら散策できます。
また、石神井川は板橋区へと流れていきますが、中板橋駅の河津桜をはじめ、加賀付近までは、ソメイヨシノを中心に山桜やオオシマザクラなど、さまざまな桜が咲き誇る名所となっています。
東京都練馬区南田中3丁目から5丁目
アクセス:
西武池袋線「練馬高野台駅」より徒歩(約2分)
所在地【板橋区】:
板橋区加賀1丁目付近
アクセス:
都営三田線新板橋駅より徒歩(約10分)
東武東上線「中板橋駅」より徒歩(約5分)
まとめ
都民がおすすめする、絶景桜スポットのご紹介でした。
代表的な場所ですので、もし悩んだら、このどれかを選べば、まず間違いないと思います!
遠方で実際に観桜することのできない方も、写真の雰囲気を楽しんで頂けたら嬉しいです。
今回ご紹介できなかった美しい場所が、まだ沢山ありますので、機会があれば記事にまとめたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。