ゴールデンウィークのパリ旅行計画 出国前の準備まとめ(コロナ関連)

3月より海外渡航者の日本入国制限と自宅待機ルールが大幅に軽減されました。

そろそろ海外に行くハードルが下がり始めていますのでゴールデンウィークを利用して久々のパリへの旅行を計画しようと思います。

ウクライナ戦争が勃発し、中国でもステルスオミクロン株が猛威を奮っている今、ヨーロッパ行きの便の選択肢はかなり少なくなっています。

エールフランスもANAもJALも現在日本からパリへの直行は飛んでいません。

経由便を使う他ありませんが複数の国をまたぐほど、手違いやその他の要因によって入国または出国できないリスクが高くなりますので、トランジットを予定している国への入国から出国、フランス( EU圏)入国・出国、日本帰国時、それぞれ準備・注意事項をコロナ関連を中心にまとめていきたいと思います。

また、手続きが増えるほどに書類の申請やPCRの検査費用などの手数料が高額になっていきますのでなるべく安く済む方法をリサーチしていきたいと思います。

連休中格安航空券で検討している往復ルートはこちら。

2人で25万円ほどです。

往路:日本成田→タイ航空でバンコクへ(空港トランジットのみ7時間ステイ)→タイバンコクよりタイ航空でパリへ

復路:フランスパリよりLOTポーランド航空で→ワルシャワへ(入国18時間滞在及び1泊)→ポーランドワルシャワより成田へ

出国前に準備しておくこと

✔求められるパスポートの残存期間を確認・申請

(渡航する国によって違いがありますが入国条件がおよそ残存3ヶ月〜6ヶ月以上が多いです。)

長期滞在を予定している場合滞在予定期間よりも長い残存有効期限を求められる場合もあるので早めの切り替えをおすすめします。

残存有効期限が1年未満をとなった段階でパスポートの切替発給申請が可能です。

✔ワクチンパスポートの申請

2回接種、3回接種受けている証明を持っていると国によって隔離無しで入国が許される場合が増えています。

ワクチンパスポートを自治体に申請します。

私の自治体はネットでもできましたがその場合は1週間ほどかかるので、窓口へ行くと即日発行できました。

証明書をバーコードで貰えますのでそちらを携帯します。(コピーは可能なので控えを準備しておくことをおすすめします。)

各自治体により手続きが異なる場合がありますので確認してください。

✔保険証書の英訳版を保険会社または保険の付いているカード会社に英文付保証明書を申請し携帯しておく

1週間〜10日ほど時間を要するので余裕を持って申請しておきましょう。

国によっては入国の際(トランジットを含む)求められます。

現地でコロナ陽性になってしまったり何らかのトラブルで飛行機に乗れなかった万一の際に備えてその保障や、治療・入院費をカバーする保険に加入しておきましょう。保険証書や付保証明書は家族それぞれ英訳したものを準備しておきましょう。

保険会社の連絡先も控えておきます。

参考)タイ航空バンコクでのトランジット条件

上記の英文保険証書や付保証明書で2万ドル(ドル表記)以上の疾病保障を証明できること。
また、確約された国際線乗継便の予約があり(同一予約で同一の航空券番号)、乗り継ぎ時間が24時間以内であること。が条件となっていました。

✔日本政府公認のPCR陰性証明書をダウンロード

帰国便の72時間前以内にPCR検査を受け、政府の決められたフォーマットによる陰性証明書を準備しなければなりません。

出国する国のPCR検査場に提出して記入してもらいます。

政府公認PCR陰性証明書ダウンロード

書き間違えのケースもある様なので予備を印刷しておくことをおすすめします。

参考)ワルシャワでのPCR検査

今回検討ルートのワルシャワは物価は安いのですがPCR検査の費用が高く、

520PLN→約15600円かかります。

ワルシャワ空港前のコートヤードバイマリオットホテルの中で受けることができるようです。

結果が出るまでは約24時間。

✔日本帰国までに「MY SOS」アプリをスマホにインストールしておく

日本入国検査のファストトラックが利用でき入国検査をスムーズに通過出来ます。

※アプリが入っていないと空港で入れさせられるか入国出来ません。あらかじめインストールしておく方がスムーズに入国できます。スマートフォンを持っていない場合は空港内でレンタルさせられます。(レンタル料は自己負担)

✔布マスクでは無い、不織布のサージカルマスクなどの準備

パリでは地下鉄や病院等の公共の場、PCR検査場などではマスクの着用を義務付けています。

それ以外の場所でマスクは必要ありませんが、マスクの種類の中でも推奨されているものがあります。

見知らぬ海外でトラブルに巻き込まれないためにも布マスクではなく推奨される不織布かN95マスクなど、フィルター機能の高いものを準備しておけば万全です。

〈濾過防止率の高いマスク〉

各国それぞれの規格があります。

N95【アメリカ規格】95%の飛沫カット機能(0.3μmの微粒子を95パーセント以上ろ過できる)

FFP2【ヨーロッパ規格】94%の飛沫カット機能。総体的に見てN95と同等の機能

KN95【中国規格】=N95と同等の機能

※ただしCDC米国疾病センターで中国マスクを検査してみたらほとんど基準を満たしてなかったなんて物もあるので注意。

KF94【韓国規格】(1%濾過防止率が低いものの、N95・FFP2とほぼ同等の機能を有する)

DS2【日本規格】=N95と同等の機能だが主に産業用に利用されていて一般にはあまり出回っていない。

参考)アメリカ経由での旅行について

パリに行く飛行機を検索していて気になった、アメリカ経由の場合の入国審査を調べたところ、2021年11月8日より入国のためには出発前一日以内(前日)のPCR検査陰性証明が必要となっていました。

ワクチン接種完了証明書も合わせて必要。

※各国の入国条件やPCR検査の価格などは状況により常に変更されますのであくまで参考としてください。

政府のホームページなどでの最新情報を確認されることをおすすめします。

◆成田空港・羽田空港でのPCR検査

出国前に成田でのPCR検査をする場合、予約すれば23000円!予約なしなら43000円かかってしまいます。

ぼった○りワクチン利権ひどすぎやしませんか・・・。

羽田空港で受けることのできる木下グループPCR検査センターですと、英訳付き(生年月日とパスポート番号は入っていない)のものでPCR2500円です。

ただ単体では受診できず、PCRと共に定量検査を組み合わせなければいけないとのことです。

2600円と定量2600円の組み合わせで計4500円のパック費用(少し割引ですね)がかかります。

〈抗原定性検査〉

採取した検体を専用の試薬に混ぜて、陽性か陰性かの判断だけする検査です。

抗原が微量でもあると陽性と出てしまいます。

〈抗原定量検査〉

専用の機器によって抗原がどれくらい含まれているかの検査。

基準値を超えれば陽性、超えなければ陰性です。

PCRは費用がかさみますのでアメリカ入国及びトランジットの際は抗原定量検査でも良いものかと確認をしてみました。

抗原定量検査の証明書は氏名+生年月日orパスポート番号とアメリカ入国の条件を満たす記載がされているようでした。
ユナイテッドとデルタとJALは木下グループの定量検査のみでOKというコメントを発見することが出来ました。

ANAに関しては確認できていません。

次回パリ行き準備編その2へと続きます。

ゴールデンウィークのパリ旅行計画(準備編)その2

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