ゴールデンウィークのパリ旅行計画(準備編)その2

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晴れて航空券を手にすることが出来ましたのでいざ本格的に準備に入ります。

2022年4月末現在、ウクライナ戦争の影響を受けてパリまでの直行便がありませんのでスターアライアンスメンバーであるタイ航空を利用してバンコク経由でパリに向かいます。

復路はパリからチューリッヒ経由で成田へと帰国する予定です。

航空会社での出国手続きの際、これら経由するすべての国を含めての必要書類を確認されますので、揃っていなければさらに時間を要し、最悪は出国できないという事態に陥りかねません。

旅に出る前にチェック&万全の準備をしておきましょう。

※2022年5月4日より、JALパリ線直行便の運航が再開されました。

パリ ⇔ 羽田(JL046/JL045)便は、5月8日(日)から、毎週 5便(火水金土日)運航。

5月26日(木)は往復運航。

パリ便を含むJAL欧州便運航状況は、6月30日まで確定しています。

パスポート残存期間の確認

海外渡航を完璧に計画し,いざ空港の航空会社の窓口でチェックインしようとした際,渡航先国で必要とされるパスポートの残存有効期間が不足していることがわかり・・・な〜んてことがないように、パスポートの有効期間満了日を確認して、残存有効期間が1年未満である場合には,新しいパスポートへの切り替えをおすすめします(残存有効期間が1年未満となった段階でパスポートの切替発給申請が可能となります。)。

各国が外国人のパスポートに求める残存有効期間は,滞在期間や入国目的等により様々ですが,おおよそ3~6ヶ月以上とされている場合が多いです。

長期滞在を予定されている方はさらなる残存有効期間を求められる場合がありますので余裕を持って準備しておきましょう。

日本出国、タイでのトランジット手続きとフランス出入国手続の注意点

いざ海外で手続きの不備やPCRの陽性が出てしまったなどのトラブルで帰国できなくなったり、チケットの変更や返金が出来ない可能性、さらに入院費やホテル代などの高額費用がかかってくるリスクがあります。

今回私達は特典航空券ですのでもしコロナ関係でのトラブルや手続き違いで足止めされてしまった場合航空会社に電話をしてチケットの変更をしてもらうことが出来ます。

※ANAの場合、現地での交渉ですと変更できない可能性があるので必ずデスクに電話してくださいとのことでした。

格安航空券を利用する場合は払い戻しが出来ないことや時間がかかる場合がありますので、カード付帯などの保険に加えて、ネットで申し込むことができる安い旅行中断費用対応保険などで良いので加入しておくことをおすすめします。

主な格安海外旅行保険会社(旅行中断費用対応、英文付保証明対応)

ソニー損保・・例)2名で5440円(8日間)旅行中断費用30万円・治療保険1000万円まで。

※付保証明は7カ国語による発行がOK。

旅行中断費用の請求には、コロナ陽性の場合、医師の診断書もしくは出国側相手国の指示書など証明するものが必要。(自身の手違いなどで旅が中断されてしまった場合などは含まれず。)

主な格安海外旅行保険会社(旅行中断費用なし、英文付保証明対応)

HS損保・・・年齢、補償額によりプランがあり、格安な上にバンコクトランジットの際にも必要になる付保証明の英訳をつけてもらえます。ただし旅行中断の補償はありません。

英文付保証明 フォーマット

損保ジャパン・・・WEBベースの格安保険「off!」では旅行中断費用に対応していませんが、代理店経由の総合保険であれば対応しています。

※格安プラン(off!)でも英文付保証明に対応。

日本出国での必要書類

✔経由国および最終目的国すべてで入国に必要とされる書類。

以下すべてとなります。

経由地タイ(バンコク)での必要書類

✔ワクチン(2回)接種証明書(自治体発行のもの、接種証明書アプリまたは紙・コピー可)

✔2万ドル以上の(5月からは1万ドル以上)保険証書または付保証明の英訳したもの。(保険会社に申請すると送付してもらえます。出発日の1週間から10日以上の余裕をもって申請しておくこと。)

フランスへの入国必要書類

✔ワクチン(3回)接種証明書(自治体発行のもの・接種証明書アプリまたは紙・コピー可)

※日本からフランスに入国する場合、ブースター(ワクチン3回接種)後9ヶ月以内であればPCR陰性証明は必要としません。ワクチン未接種の場合のみ72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明。
・到着にあたっての検査:なし(空港でワクチン接種証明書を見せてQRコードを読み込んでもらうだけでした)
・到着後の隔離:なし

※ドイツにおいてはPCR陰性証明に加え、ワクチン2回接種証明が必須となります。(ジョンソン&ジョンソンの場合は1回)※この措置も状況により変更される可能性があります。他のヨーロッパ諸国に比べると厳格な措置ですね。

日本再入国への必要書類

✔出国72時間以内のPCR陰性証明書

※PCR陰性証明書の外国語フォームをプリントアウトして付帯しておく。

(渡航する国から出国72時間以内に受ける日本政府指定のPCR陰性証明フォームです。記入ミスもありうるので混乱を招かないように渡航する国の言語で、余裕を持って白地フォームを複数枚印刷して準備しておくのがおすすめです。)

検査証明書(厚生労働省

✔MYSOSアプリをインストールする。

↓バーコードから、または専用URLをクリックしてアプリをダウンロードします。

MySOS バーコード

MySOS専用URL

画面の指示に従って進みアカウント登録します。

生年月日性名・パスポート番号・アルファベット名など間違いが無いかそれぞれ確認します。

日本到着6時間前までに4項目の登録を済ませて審査を待ちます。

  • 質問表WEB(アプリ内で完結できます)
  • 誓約書(アプリ内で完結できます)
  • ワクチン接種証明書(スマホで撮影して取り込めます)
  • 出国前72時間以内の検査証明書(スマホで撮影して取り込めます)

無事登録が終了し、審査が完了すると検疫手続事前登録終了のグリーンの画面が現れます。

搭乗便到着予定日時の6時間前までに申請していれば、日本入国までに審査完了し、ファーストトラックを利用でき入国審査がスムーズになります。

出国前72時間以内の検査証明書は登録しないことも選べますがその際は画面が黄色になり空港で提示することになります。

MySOS グリーンの画面 登録完了画面

これらの書類とアプリ画面は海外出発空港の航空会社でカウンター手続きの際、提示を求められます。
(今回はパリのチェックインカウンターとチューリッヒの搭乗ゲート前で確認がありました)

フランス語ではMySOSはミゾスと発音しますので、出国カウンターで求められれば慌てずにアプリを提示すればオーケーです。

怠ると出国に支障が出ますので十分注意しましょう。

経由地スイス(チューリッヒ)での必要書類

✔PCR陰性証明書

✔MySOSアプリ

帰国便ではチューリッヒを経由するものの、EU圏のためほとんどの出国手続きはパリで終了します。

EU圏内は通常ですと日本での国内便のイメージで、最低乗り継ぎ時間はさほど長くありません。

ただ、現在ボーディング直前にPCR陰性証明書の提示を求められ搭乗券に確認印が押される最終チェックがあります。

混み合うことが予想されますので早めのゲート到着(最低でも40分前)をおすすめします。

この最終チェックでは、スターアライアンスゴールド資格ブースがあり比較的スムーズでしたので会員の方は利用しても良いかもしれません。

次の記事では日本帰国時の水際対策をまとめます。

皆様の旅が安全で快適でありますように。

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