【稚内】最北端の絶景!半日ルート徹底ガイドと北海道グルメの旅

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ホタテ貝の殻を敷き詰めた真っ直ぐな白い道

飛鳥Ⅲの北海道クルーズ旅で訪れた寄港地の一つが日本の最北端である北海道の稚内でした。

絶品のグルメをはじめ、稚内には見どころが沢山あります。

船が稚内港に停泊するのは約半日。

限られた時間内に有名な観光地をめぐり、グルメを楽しみ、効率よく見どころを満喫できる欲張り半日ルートを徹底的にガイドします。

飛鳥Ⅲで過ごした旅の詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています!

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飛鳥Ⅲでの寄港地の一つ

飛鳥が稚内港に到着したのが早朝6時でした。

一方、船から稚内駅への無料送迎バスの始発は9時でした。

出航はその日の20時でしたが万一にも乗り遅れると大変ですので、2〜3時間は余裕をもって船に戻りたいところです。

早めに行動を開始するために、今回も個人的に稚内駅前でレンタカーを手配していました。

当初は電車を利用して市街地まで移動する予定でしたが、時短のため港から稚内駅までタクシーを利用しました。8時ごろ出発しました。寄港中の自由時間を最大限に活かすことができます。

この地域ではGOアプリが有効ですが、飛鳥の停泊地には臨時でタクシー乗り場が作られていましたので簡単にタクシーを見つけることが出来ました。

船主催の日帰りツアー

船主催のエクスカーションもあります。ガイド付きでの利尻島ツアーや、宗谷岬や丘陵地帯をめぐるツアーもあります。

利尻島は利尻昆布で有名な、稚内市から西へ約52kmに浮かぶ円形の離島です。島全体が「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されています。

稚内港から利尻島まではフェリーを利用して片道2時間弱の時間を要します。

半日では、かなりタイトなスケジュールになりますので、今回は利尻島まで足を延ばすのをあきらめ個人で他の主要な観光地を巡ることにしました。

稚内の基礎知識

日本の「てっぺん」最北端に位置する稚内市は人口29,000人足らず。

一方でその住み良さでは、高く評価されています。

地元のタクシー運転手さんは走るローカル情報通!?

私の知るところ、どの都市に旅しても地元のタクシー運転手さんは、経済のアップダウンをいち早く察知して、「生きたローカル情報」を最も知る事情通です。

地元の美味しい情報、景色の良いスポットなど知り尽くしていて教わることが多いのです。日本の運転手さんは特に優秀ですから。タクシーを利用してみるのはおすすめです。

稚内の運転手さんも、稚内のディープな経済事情を教えてくれました。

稚内は風とエネルギーの街

いくつもの風車が回っているのどかな美しい丘陵

車を走らせていると、いくつもの風車が、のどかな丘陵の景色に溶け込んでいます。

クリーンエネルギーの風力発電が非常に盛んです。

稚内は年間の平均風速が約7メートルもある風の街で、豊富な風力発電の電力が函館からはるばる青函トンネルを経由し東京電力へ送られているそうです。

また、港から20キロ以上も遠方に原子力発電の廃棄物関連施設があり、手厚い助成金が地域に入ってきているとのこと。人口規模に対して街のインフラや経済が豊かに支えられている事情を理解できました。

飛鳥出航の際、地元の人達から民謡や花火で盛大なお見送りを受けましたが、とても豊かな地域性を感じました。

東京などの大都市が、豊富に電力を使用出来ているのは、こういった地方都市にたくさんの方面から支えられてのことなのだと実感しました。

稚内の名産品「ミズダコ」や利尻昆布で育った「ウニ」

稚内の名産品は沢山あります。世界最大のタコの仲間「ミズダコ」はその弾力性と、とろけるような旨みが最高です。また最高級の利尻昆布をたっぷり食べて育った甘いウニ、宗谷のホタテ、毛ガニ、など美味しいものが沢山!

地元から飛鳥Ⅲに贈られたミズダコのお刺身はもう絶品でした!

【稚内駅】日本最北端の線路

稚内駅のホームに佇む宗谷本線の列車

港から、まずは「日本最北端の線路」があるJR稚内駅へ向かいました。

昭和を感じさせるレトロで可愛い小さな駅で、その歴史を含め一見の価値あり!

日本最北端の歴史

宗谷本線の終点である稚内駅は1928年(昭和3年)12月26日に開業し、九州の最南端・西大山駅(指宿枕崎線)から日本列島を縦断してきた線路の終着点となっています。

日本縦断の繋がり

構内の看板には最南端駅からの距離やそれぞれの開業日が刻まれており、かつては現在の終点からさらに先の港湾や防波堤ドーム方面へ線路が延びていた歴史の名残を伝えています。

鉄道ファン必見の構造

北の果ての駅から電車が入ってくるのを眺めるのは感慨深いものがあります。

駅の外の広場には気づきにくいのですが、「最北端の線路」のモニュメントが設置されています。

かつてサハリン(樺太)への連絡船と鉄道を直接結んでいた交通の要衝としての深い歴史背景を現代に残しています。

稚内駅前でレンタカー手配!限られた時間を制する

稚内駅前で手配したトヨタレンタカーでのドライブ風景

駅前の「トヨタレンタカー」で車を手配しました。12時間借りても8時間でも同一の料金設定で、フルカバーの保険をつけても1万円弱と非常にリーズナブル。この日はすでに予約は満杯ということでした。

ロケーションも便利ですので、ここでのレンタカーを検討する場合は早めの予約が必須です。

【稚内港北防波堤ドーム】必見の北海道遺産

美しい半アーチ型の柱が連なる稚内港北防波堤ドーム

港のすぐ近くにある「稚内港北防波堤ドーム」は、古代ローマ建築のような美しい回廊。写真映えもしますし、一見の価値ありです。

1936年(昭和11年)に完成したこの防波堤は、全長427m、70本の柱が連なる半アーチ型のデザインが圧巻の迫力です。

樺太(サハリン)へ渡る重要な通路として使われていた歴史的な建築物です。

「風の街」ゆえに強風から港を守るため設計されたそうです。

現在は「北海道遺産」や「土木学会選奨土木遺産」にも認定されています。

【樺太】で絶品ウニ丼を食す!開店から大行列

ピンク色の外観が目印のからふと食堂

車を走らせて朝一番に向かったのは地元の大人気店、お食事処「樺太」です。ノシャップ岬からほんの300m程の距離にあります。ここで新鮮な魚介の丼ぶりが味わえます。

到着が遅くなると待ち時間も長くなるので、とにかく早く行くことを目指しました。

朝9時少し前に着きましたが、すでに何組も並んでいました。

北海道産のウニは希少価値の高い「エゾバフンウニ」とクセがなく上品な「キタムラサキウニ」があります。このお店で提供されているのは一般的なキタムラサキウニです。

ミョウバン不使用の生ウニとホタテが二層になった豪華なウニ丼

注文したのは「うにだけうに丼」(5,950円)。これは並んでも食べる価値あります!

生ホタテの部分は、漬けホタテまたはカニに変更できます。

新鮮で大粒の生ウニが二段重ねにぎっしりと盛られて、掘っても掘ってもウニが出てくる感じ(笑)。

間違いなく、今まで食べた中で一番美味しいウニでした。

お味噌汁に入っていた、とろろ昆布もとろけそうに美味しかったです。

利尻の昆布を食べて育った甘いウニは近年価格が高騰していますが、臭みも一切なく、ウニの概念が覆るほどの美味しさでした。

【ノシャップ岬】(野寒布岬)から利尻富士を望む

ノシャップ岬の看板と遠くに見える利尻富士

絶品ウニでお腹を満たした後は、ノシャップ岬へ。

宗谷岬と並ぶ、稚内を代表する景勝地のひとつです。海の向こうには利尻島や礼文島を望むことができ、特に夕日の美しさで知られています。

素朴な木製の看板が立つ海沿いからは、澄んだ空気の中、海の向こうにそびえる美しい利尻富士をはっきりと望むことができました。

【宗谷丘陵】癒しの景色がどこまでも続く

ノシャップ岬から望む美しい利尻富士

ノシャップ岬から、利尻富士を眺めながら宗谷岬へドライブ。

青い空と緑の美しい宗谷丘陵

宗谷丘陵の地平線と水平線が合わさり何処までも雄大に続きます。

宗谷丘陵の美しい景色と牧歌的な風景

牛ものどかに草を食んでいます。

【白い道】(貝の道)ホタテ貝が敷き詰められた絶景

丘陵を越えてさらに向かったのが、有名な「白い道」(貝の道)です。

名産品であるホタテの、大量の殻を砕いて敷き詰めた真っ白の美しい道です。(車も真っ白になります。)

道が狭く一方通行なので、ここは観光バスなどの大型車両で入ることができません。レンタカーを利用するのが良いですが、タクシーで観光するのも一つの方法です。

水平線に向かって一直線に伸びる白い道は圧巻です。

この白い道の中腹に10台は停められるかと思われる駐車場があるのはありがたい。

ここは絶好のビュースポットなので、次々と車が出入りしていました。

誰もいない状態で写真を撮るのが大変なくらいでしたが、どうにかドローンでも撮影終了。

朝早い時間に来れるようなら、もう少し空いていて良いかもしれません。

地元の名産であるホタテの殻を、ただ廃棄するのではなく素晴らしい観光資源へとアップサイクルした感動的な風景です。青空と緑、そして白い道のコントラストが美しく、SNS映え抜群のスポットでした。

【宗谷岬】白いモニュメントが映える日本の最北端!

日本最北端の地のモニュメントと青空

さらに車を走らせて、日本最北端の地「宗谷岬」に到着。目の前にはオホーツク海が広がっています。

宗谷岬周辺の空撮による海の景色

この日は素晴らしいお天気に恵まれ、シンボルであるモニュメントの向こうにどこまでも続く青く澄んだ海がクリアに見渡せました。

雲の無い日は約40キロメートル海を隔てた、サハリンを望むことができるそう。

また、日本最北端の島、「弁天島」が綺麗に見えていました。宗谷岬の北西約1.2キロメートルの沖合に浮かぶ無人島です。

【最北端の地】ちょっとしたお食事処もあり

ウニ丼をお腹いっぱい食べていたので立ち寄りませんでしたが、ここにも食事処や観光土産のお店がいくつかありました。郵便ポストが可愛い。ここからハガキを送るのも良い記念になりますね。

宗谷岬周辺の観光施設と最北端の景色

世界平和の鐘

1988年に建てられたモニュメントで、世界81か国から寄せられたコインやメダルなどを集めて鋳造されたそうです。
ニューヨークの国連本部にある世界平和の鐘(1号鐘)に次ぐものとして、この宗谷岬公園の鐘が設置されています。

訪れた人々が静かに祈りを捧げ、平和に思いを馳せる場所となっています。

上空からようやく分かりましたが、広大な緑の大地に「世界平和」の文字が大きく描かれています。

1983年に発生した大韓航空機撃墜事件に関連する慰霊碑がある地としても知られており、美しい景色の中にも平和の重みを感じます。

宗谷岬周辺の観光スポット風景

日本最北端のスーパー「AIZAWA」での絶品ウニ調達

稚内の旅、最後に立ち寄ったのは「FOOD MARKET AIZAWA」。正式な名称は相沢食料百貨店です。

なんと、ここは日本最北端のスーパーマーケットです。

他のスーパーと市場にも足を運びましたが、「フードマーケットアイザワ」で新鮮なウニが一番安く売られていました。持ち帰りのお土産として購入しました。船室の小さな冷蔵庫でも、2、3日は十分保存できます。

地元の方々は常に新鮮なウニを食べることが出来て、羨ましいかぎり。

現地のスーパーをパトロールすると掘り出し物の美味しいお土産が見つかるかもしれませんよ。

稚内観光の半日ルートまとめ&旅の注意事項

稚内では、地元の美味しいウニを味わい、宗谷丘陵と美しい海を見渡し、真っ白な貝の道へドライブと、充実の1日を過ごすことが出来ました。

限られた時間ではありましたが、レンタカーをフル活用してこのルートで観光することで、約8時間の半日観光でも意外なほどゆっくりと見どころを満喫できました。

訪問時間が許すなら、宗谷岬で最北端の朝日を拝んだり、ノシャップ岬で夕日を眺めるのも素敵ですね。

観光ルートのおさらい

  1. 稚内駅で「最北端の線路」を見学。
  2. 「稚内港北防波堤ドーム」を見学。
  3. お食事処「樺太」の開店と同時に駆けつけ、地元のとろけるような美味しいウニを味わう。
  4. 景勝地「ノシャップ岬」の絶景を眺める。
  5. その後地平線へ続く「宗谷丘陵」を見渡し、海へ通じる真っ白な「貝の道」を歩いてみる。
  6. 「宗谷岬」の美しいモニュメントと青い海を眺め、「世界平和の鐘」を鳴らして心静かなひと時を過ごす。
  7. しめくくりは地元のスーパーで美味しいお土産を物色!

レンタカー手配は事前の予約が必須!

半日という限られた時間で広い稚内を攻略するには、機動力抜群のレンタカーが最適です。

ただし、駅前など便利なロケーションにある営業所はレンタカーの保有台数が決して多くありません。特にクルーズ船が寄港する日はあっという間に満車になってしまうため、早めの事前手配が必須となります。

また、もしクルーズ船の寄港地として稚内観光を考えているなら、船の出航は待ってくれませんので遅くとも、出航時刻の2時間前には戻るようにしましょう。

ぜひ時間には余裕を持って、しっかりと準備を整えて素晴らしい日本最北端の旅を満喫してきてくださいね。いってらっしゃい!

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