クリスチャン・ルブタンの靴修理に、指定されているパリの工房「ミニュイモワン7」(Minuit Moins 7)に行ってきました。
結果的には非常に混み合っているので、お直しにかなり時間を要するとのこと、お店に預ける事はできませんでした。
とはいえ、何度もパリに来られる方や、靴を大切にしていて、時間かかっても平気!という方にはお薦めの靴修理店です。
参考までに日本でもブランド靴が、安く、早く、綺麗に、修理出来るお店をご紹介します。
クリスチャン・ルブタンのルージュソールの保護
普段は走れる、ぺたんこパンプスしか(笑)ほとんど履きません。
ですが、パリのアウトレットでクリスチャン・ルブタンのハイヒールをかなり頑張って購入しました。
アウトレットの訪問記&ブランドの徹底紹介はこちらです。
小市民は、華やか過ぎるものではなく、合わせやすいベージュのパンプスをチョイス。
そして、ルブタンの象徴は美しいルージュソール(裏)ですから、ここがすり減るとショックですよね。
せっかくなのでパリで靴のソールカバーまでお願いしたい!!
ということで、新品のあいだに、靴の裏の革部分に保護用ラバーシートを貼ってもらうことにします。
ルブタンの店員さんから、
「靴の修理は、パリに来た時このお店でね。」
と、「Minuit Moins 7」を紹介されました。
レトロなアーケードの街、ギャラリー・ヴェロ・ドダ(Galerie Véro-Dodat)
お店はギャラリー・ヴェロドダ(Galerie Véro-Dodat)という、ルーブル美術館近くのパッサージュ内にあります。
パッサージュとは、レトロな屋根付きのアーケード街のことです。
パッサージュの天井はガラス貼りのテラスになっていて明るく、彫刻や天井画にも注目です。
黒と白のモザイク、大理石のタイルがとってもおしゃれ。
この中には家具や、装飾品から、アート ギャラリーなどのブティックが入っています。
レストラン、ブラッスリーが立ち並んで食事を楽しめます。
ルーブル美術館に近いパリ1区高級ホテルのお得な宿泊記はこちらです。
「ミニュイ・モワン7」(Minuit Moins 7)はルブタンのパリ修理工房
「Minuit Moins 7」はジャン・ジャック・ルソー通り(Rue Jean-Jacques Rousseau)から入ってアーケード入り口よりすぐ左手にあります。
クリスチャン・ルブタン指定の特約店です。
ルブタンに限らず、どんな靴でも修理をお願いすることが出来ます。
コルドヌリ(cordonnerie)はフランス語で、靴修理店を表します。
隣にはクリスチャン・ルブタンの本店があります。
店内の様子
店内は、それほど大きくありません。
カラフルな靴のお手入れグッズが並んでいます。
お店の奥に作業場があるようです。
料金表
カウンターのサイドに表示されています。
なんと、ルブタンのロゴが入ったラバーソール。
ハーフソールですと、女性用で50€です。
※お直しの場合、状態によって見積もりが変わります。料金は変更になることがあります。
フランス人女性が出てきて応対してくれました。
ルブタンのハーフソールでのメニューをお願いしたい旨を伝えると、明るく返事をしてくれました。
ただ、現在注文が混み合っていて、出来上がりには1ヶ月もかかるそうです。
帰国まで1週間以内に出来あがれば良いかな〜と考えていましたが、甘かった!
近々パリまで来る予定もナシ。
残念でしたが、今回はあきらめ、お礼を言ってお店を後にしたのでした。
ロンドンの支店は申し込みが多いなか、人手不足で新規受付を休止中とのこと。
外出が増えると靴の需要も増えますね。
フランスの高級ワックス、AVEL社の「サフィール」(SAPHER)
サフィール(SAPHER)のワックスやシューケアセットがウィンドーに飾られています。
革はクリームまたはワックスで処理しておくと良いです。
サフィールは、世界のラグジュアリーブランドが採用している最高級ブランドで、日本靴磨き選手権のオフィシャルクリームにもなっています。
革靴だけではなく、バッグやお財布などの革小物のお手入れにも使えますので1つ備えておくと良いです。
お気に入りの革製品のお手入れをしながら、リッチな気分に浸れますよ!
Metro①号線 – Louvre – Rivoli駅、Palais Royal – Musée du Louvre駅から徒歩約3分
バス を利用する場合: 21・67・74・85
月曜〜土曜10:00〜18:00 日曜定休
パリ市内のバス検索アプリはこちらの記事をごらんください。
靴修理店、目黒駅前のリペアショップ「セピア」
帰国後、こちらの修理店でお世話になりました!
行列が出来ていて大人気です。
あちこちと調べたなか、このお店がブランド品の靴修理に慣れている上、ソールの質感も良かったです。
そして、40年以上の歴史をもち、さすがは日本の職人さんと言える出来栄え。
革靴や革かばん、ブランド靴、ブランドバッグの傷、修理、補修に豊富なノウハウがあるお店です。
引っ越しても遠方から出向くお客さんも多いそう。
ソール保護の前にラバーの素材を確認させてもらえます。
混みあっているとのことでしたが、即日2時間ほどでの出来上がり。
ツヤ感がなかなか良いです。
無事に赤ミラーハーフソールのカバーリングが完了!
全国宅配サービスあり。
お直し料金
赤ミラーハーフソール税込み3,300円でした。
その他にも、張替えや、ハイヒールのリフトピン交換などメニューが沢山あります。
電話03-6408-8497
10:00~21:00 年中無休
電話03-3487-4651
10:00〜20:00(休憩時間13時〜14時)水曜定休
結びに
最後は日本でリペアとなりましたが、タイミングがあえば、ぜひパリでの靴の修理に挑戦したいです。
また、セピアさんは、仕事が美しく丁寧で早いです。
お気に入りの靴を預けるのも安心だと思います。
大切な靴の修理に悩んだ場合、参考になれば嬉しいです。